【胃袋を掴まれた!?】顔も知らない2人がスーパーの手作り弁当で繋がる!「甘酸っぱい」恋の始まりに「ついつい読んじゃう」人気作

コマkoma( @watagashi4 )さんの「 家族経営のスーパーの女の子と近くの工事現場のお兄ちゃんの話 」をお届けする。

買ってもらったフライヤーで揚げる手作りコロッケ画像提供:コマkoma(@watagashi4)


家族経営のスーパーの手作り弁当で繋がる2人


工事現場で働く田嶋は、家族経営のスーパーひまわりの手作り弁当にハマっていた。特にヒットしたのが、コロッケ。以来、昼にひまわり弁当をぺろりと2つ平らげてしまうほど気に入っている。田嶋が美味しそうに食べているのを見て、同僚たちにも伝播。

昼のお弁当が田嶋の社員らに買い占められるようになり、他のお客さんがお弁当を買えなくなるという事態が発生。店長は「大量購入の場合は前日に注文して欲しい」とお願いし、お惣菜部門で腕を振るうあかり(妹)の連絡先を渡す。

田嶋は翌日から弁当係となり、19時にあかりに電話をするようになった。あかりの「お疲れ様」という言葉や田嶋の「毎日でも食いたい」と弁当を称賛する言葉に、お互い顔も知らない相手のことが気になっていく。胃袋をガッツリ掴まれた田嶋の賛辞や相手を労わるお惣菜部のあかりの微妙な距離感が読者をドキドキハラハラさせるのだ。

ある日、田嶋が翌日の弁当の個数を電話すると「今日のお弁当大丈夫でしたか?」と、あかりが落ち込んでいる様子。事情を聞くと、おかずに粉チーズを使用したことで「腐ってるんじゃないの?」とお客からクレームが入ったという。軽率に何でも入れるのはよくない、と姉に指導されて落ち込んでいたあかりを田嶋が励ます。

連載当時はTwitterにアップすると、2人の行く末に多くのアドバイスが届いた。それがストーリーに加味されるなど、SNSならではの繋がりが面白さを呼んだ。名前も知らない2人の恋の行方に「甘酸っぱい感覚を思い出した」と、いうコメントも届いている。


働くつなぎ男子に魅了される人が続々

作者のコマkoma(@watagashi4)さんの描く働く男は、体つきがしっかりした肉体派男子が多い。彼らは一見怖そうだが、根は優しく温厚で高校生のような純真さを持ち合わせている。意図なく人を魅了する人タラシ要素が強く、ついついページをめくってしまう。窓の清掃員という特殊な作業場で働く男の恋物語を描いた「窓拭きお兄さんが告られておじさんたちが奮闘する漫画」も、読者全員で主人公を応援する熱量があり、興奮状態に陥れた。


画像提供:コマkoma(@watagashi4)

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