家庭科の授業中に「デスゲーム」がスタート!?スリル満点の“ゆで卵作り”に「腹抱えて笑う」の声
子供の頃は後先を考えずに行動してしまい、後からそのまずさに気付くもの。家庭科の調理実習をまさかのデスゲームにしてしまったやらかしエピソードが、Twitter上で「腹抱えて笑う」と爆笑を誘っている。

話題になっているのは、インパクトあふれる独特の画風で描くハイテンションギャグが人気を集める作家のむめい(
@mumei10101
)さんが、自身のTwitterに投稿した漫画『ゆで卵の授業』だ。
4分の1で当たるデスゲーム…家庭科の授業で自分だけが知る真実
小学生の頃、家庭科でゆで卵を作る授業があったむめいさん。卵は家から持ってくることになっており、本来の授業日にはむめいさんもちゃんと持参してきていた。

だが、急な予定変更で授業は来週に先延ばしに。一週間後、あらためてゆで卵を作る日、むめいさんはうっかり卵を忘れてきてしまう。
「どうするつもり??」「問題と向き合って」と友人に激詰めされるむめいさんは、その場を乗り切るためにロッカーから一つの卵を取り出した。そう、一週前に持ってきた生卵をロッカーに入れっぱなしにしていたのだ。

が、授業の時間になって「もし腐ってたら…」と、卵の保存状態が不安になってきたむめいさん。もしダメになっていたらその時は自分が食べようという覚悟で、鍋の中の卵を凝視していた。
しかしその努力もむなしく、同級生が鍋の中をかき交ぜてしまい、むめいさんは「もう無理わからん!!」と自分の卵がどれだったか完全に見失ってしまう。
その時のむめいさんの内心はさながらデスゲーム状態。4分の1の確率でだれかがロッカーの卵を食べてしまうという窮地を脱するため、おたまで卵を殴って卵を“爆破”しようと試みるが、事情を知らない友人から「余計な事しないでよ~」と制止され、結局ゆで卵は完成。

ただ一人「爆弾」が混ざっていることを胸に秘めつつ、班のみんなで調理したゆで卵を試食。「おいしい」「うまくできたね」と喜ぶ友人たちとともに、「まいう~」と笑顔をこぼすむめいさん。けれど、実際にはスリルと罪悪感で味はまったくわからなかったのだった……。
「常温で大丈夫」真相知るとなお笑える小学生時代の思い出
自分だけが知っている真実をどうにかしようとしたものの、健闘むなしく結果を変えられなかった失敗談。Twitterへの投稿には9000件以上のいいねが寄せられ、「声だして笑った」「マジで面白い」と爆笑のコメントや、小学生時代には“あるある”の「ドラゴンのエプロン」などの小ネタに反応する声が多く見られた。

また、「卵は割らなきゃ常温で大丈夫」といったコメントもついたように、もともと常温で陳列されている卵なら、冷蔵庫に入れなければそのまま常温保存が可能な食品。食べ物への知識も少ない子供時代だからこそ起こってしまった、スリルに満ちたエピソードだ。
画像提供:むめい(@mumei10101)