【まさかの展開】妻の初出産が急遽帝王切開に!?新米パパ目線でコミカルに描く育児漫画がネットで話題に!!

社会人になってから時間を見つけて漫画を描くようになった斎藤充博(
@3216
)さん。現在はライターとして活動しつつ、WEBメディアで漫画を連載している。
Twitterでは斎藤充博(@3216)さんが描いた「こどもが産まれて自分がちょっと変わった話」が4万1000件(9月1日時点)ものいいねを獲得し、ネットを中心に話題を呼んでいる。待望の赤ちゃんが誕生し、男性目線で育児についてコミカルに日常を描いている作品だ。本作を描くようになったきっかけや裏話などについて、斎藤充博(@3216)さんに伺った。

ーー「こどもが産まれて自分がちょっと変わった話」を描こうと思ったきっかけについて教えてください。
「これまでずっと趣味程度にエッセイ漫画を描いていました。子供が産まれることは僕にとって人生の一大事なので、これはどうしても描かざるを得ませんでした。『赤ちゃんの動画を見ていたら頭が爆発して、すべてのアイデンティティーが消えたんだ!』なんて話は誰も聞いてくれないので、漫画にするしかありません」
ーー本作は、すべてノンフィクションですか?
「本作はノンフィクション…と言いたいところではあるのですが、まあ実際に人間の頭が爆発したりはしませんよね(笑)。漫画ならではの誇張や省略が多分に含まれていることは、ご承知いただければと思います」

ーー奥さんは帝王切開で出産されたとのことですが、帝王切開にはどのようなイメージがありましたか?
「『帝王切開で産んだ』という話は周りでもよく聞くので、『たまにあることなんだろう』とは思っていました。ただ、妻が実際に緊急で帝王切開になると聞いたときには焦りましたね。自然分娩に比べて、帝王切開は『どんなリスクが』『どれだけ高いか』は理解していませんでした。産院のパンフレットにはかなり詳細にお産のことが書いてありましたが、帝王切開のリスクについては書いていなかったので」

ーー赤ちゃんが生まれたことでパパの意識が芽生えたようですが、実際に子育てをしてギャップはありましたか?
「意外と育てやすかったことです。わりと一人遊びが好きだし、ミルクもよく飲むし、離乳食も食べる。そしてなにより、早い段階で夜にまとまって眠ってくれるようになりました。これが大きかった。SNSで子育てに苦労している人をよく見ていたので、自分もきっと大変なのだろうと思っていましたが、赤ちゃんに感謝ですね。ただ、夜泣きはまだこれからと聞きますし、今後の子育てがどうなるか戦々恐々としています」

ーー最後に、今後の目標について教えてください。
「育児については、本当に赤ちゃんが無事に育ってくれたらという思いです。中学生くらいになって父親を嫌い始めたら、そのあたりで子育ての大まかなところは終わったといえるんじゃないかなと、個人的には思っています。『パパの洗濯物と私の洗濯物一緒にしないで!』なんて言われたら、ジーンとしそう。あと15年くらいかかりますが…。漫画については、僕は育休を3カ月間取っていたので、その期間については描きたいです。多分20話くらいかかって、結構大変そうなのですが」
斎藤充博(@3216)さんの漫画は、これから育児をする男性にとっても参考になりそうだ。Twitterでは他の作品も読めるので、ぜひ読んでほしい!
取材協力:斎藤充博(@3216)