【介護の終わりは突然に】いよいよ訪れた父親との別れ……怒涛の介護生活が終わり「私も経験した」「ふいに涙」と共感の声

今晩か明日が山場だと告げられる

危険な状態が続くクロミツさんの父親。いつかは訪れる介護生活の終わりは、目を離した一瞬の隙に訪れた。実の親を介護する日々を描いた実録介護漫画が、SNSで話題を集めた。


この漫画を発表しているのは、「発達障害グレーゾーン」の特性を持つ クロミツさん(@kuromitsu1510) 。「甘え」「怠慢」と世間から疎まれる“生きづらさ”を描いた作品 『灰低 生きづらい+グレーゾーン』 や、脳腫瘍に苦しむ父親の介護生活を描いた『電子書籍と親父の介護』を発表している漫画家だ。


今回紹介するのは、介護を通して家族に向き合うシリーズ 『令和介護録270日』 の39話と40話。依然、危険な状態が続く父を心配し、親戚の叔母たちも老人ホームに駆けつけた。医師からは「今晩、もしくは明日が山場になる」と宣告を受ける。


クロミツさんは大阪にいる次男を電話で呼び出した。数時間後に駆けつけた次男は無事に父と対面。ギリギリの状態のため、次男とともにホームに泊まらせてもらうことになった。クロミツさんは泊まりの準備のため、一度実家へ。ホームと実家は近くにあるため、大丈夫だろうと目を離したその隙に、父の呼吸は鎮まっていた。


父の遺体は実家に移されることに。実家にようやく戻れた親父の顔は安らかだった。

弔問には、父が生前お世話になっていた多くの人が訪れ、たくさんの人に見守られながら通夜と告別式が営まれた。多くの人がいたからか、葬儀中は平常心のつもりだったクロミツさん。しかし、思わぬところで、涙腺が緩んだ。


漫画を読んだユーザーからは「あれだけ存在感があった親父さんの通夜、葬儀、斎場でのお別れ…。悲しい気持ちでいっぱいです」と親父の死を悲しむ声があがった。いよいよ父親との別れが訪れたクロミツさん。介護を終え、どのようなことを感じているのだろうか。

画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)

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