【ヤムチャしやがって…】死亡フラグを立てまくる“モブキャラ”にスポットを当てた漫画が話題!創作秘話を聞いた

死亡フラグを立てまくる“モブキャラ”にスポットを当てたゴリラ漫画…もとい、体育教師のゴリせん(※ゴリラ先生)」が主人公の
『〇〇で死ぬタイプの体育教師』
シリーズが話題となっている。
本作を描いている漫画家・酒井大輔(@sakai0129)さんのフォロワーは10万人を突破(2022年9月20日現在)。ヤンマガwebで連載中の『ゴリせん』は2021年9月6日に第1巻を発売し、たちまち重版に。そして2022年10月20日には4巻が発売される予定となっており、ますます勢いを増す人気漫画だ。

そこで、酒井さんにゴリせん最新刊の見どころから、『ゴリせん』が人気漫画になった要因、そしてSNS漫画が成功するための秘訣について聞いた。
メジャーどころでは扱えないニッチな内容や、独特な爽快感が特長
――ヤンマガwebで連載中の『ゴリせん』は、10月20日に最新刊となる4巻が発売されます。見どころを教えてください!
【酒井大輔】相変わらずフラグ折りの内容ばかりですが、バトル、ホラー、恋愛、続き物要素もあってジャンルが盛り沢山の内容となっています!
――3巻まで発売され毎回重版となっています。率直な感想を教えてください。
【酒井大輔】とりあえずの目標だった3巻まで出せて、自分としては大満足です!周りの方からは「絵がうまくなった」と言われることもあったので、多少は進歩してるんだなとホッとしております。あとショートギャグ漫画なので4巻で50話を超えていてビックリしました!
――「ゴリせん」が人気漫画になった要因はなんだと思いますか?
【酒井大輔】正直、人気という感覚がほとんどなくて(笑)。ただメジャーどころでは扱えないニッチな内容や、独特な爽快感がウケて読んでもらえているのかな?と思っています。また「キャラが好き」というお声をもらうことが多いので「キャラもウケているのかな?」という感じです。
――SNSで公開していた「ゴリせん」のエピソードの中で、もっとも反響があった回を教えてください。
【酒井大輔】やっぱり2話の教室で突然始まるデスゲームあるある回ですね!個人的にも好きな回です!




――上記の回が、SNSで注目された理由はなんだと思いますか?
【酒井大輔】わかりやすい、短い、多くの人が見たことあるような“あるある”、内容の意外性、という点だと思います。私の場合、たまたまそうなっただけですが、SNSでウケる作品はこのような共通点があるような気がします。
――「ゴリせん」で挑戦してみたいことはありますか?

【酒井大輔】できるだけ多くの死亡フラグを取り扱いたいと思ってます。また、挑戦してみたいというより、連載開始から現在まで挑戦中なのが「死亡フラグや“あるある”をまとめただけの内容なのに、なんとなく話がちゃんと繋がっている漫画を作る」ことです!あとは、内容がメチャクチャなギャグ漫画なので最後は綺麗に終わらせたいという感じです(笑)!
画像提供:酒井大輔(@sakai0129)