【なぜたどり着けない!?】タイムリープの犯人は?目覚めるたびに位置が違う「一緒にいたい?」背後のぬいぐるみに考察集まる!

学校に行こうと家の扉を開けたはずが、ベッドの上で目が覚めた。今のは夢?奇妙な感覚を覚えながら、再び学校へ向かう準備を始める主人公。何気ない1日がずっと始まらない恐怖を描いたしろやぎ秋吾さん(
@siroyagishugo
)のフォロワーさんの本当にあった怖い話より「タイムリープ」をお届けする。
何度も繰り返される朝!?これって夢じゃない?

家の扉を開けたはずが、ベッドの上で目が覚めた主人公。一度目は夢かと思ったけれど、二度目もまたベッドの上に戻っている。

同じ時間を何度も繰り返していることに気づいた彼女が恐る恐る扉を開けると、三度目は家のドアを出ることができた。しかし、マンションのエントランスを過ぎたところで再びベッドに戻る。時間は、朝の6時。この目覚めでようやく「これはおかしい」と気づく。

どうにかしなければ、と思いついたのが電話だ。友達に電話をかけて、現状を説明する。次にタイムリープをすると「4回目になる」という話をすると、友達は「電話したまま学校に行ける?」と耳元に電話を当てたまま家を出ることを提案してきた。

友達の対処法のおかげで彼女は無事に学校に着くことができたが、タイムリープした理由はわからないまま。電話口の友達は「4」という数字は、死と音韻が同じため縁起が悪い「忌み数」と言われていると話す。
犯人は誰?コメント欄に鋭い考察が

もし、4回目のタイムループをしていたら…そう考えると、背筋が寒くなる。そんな物語のオチだが、Twitterのコメント欄では「くまのぬいぐるみがずっと一緒にいたかったのでは?」という考察が投稿されている。
その理由は、起きるたびにくまの向きが少しずつ違うというのだ。さまざまな考察がコメント欄に寄せられていて、これを読んでもう一度本編を読むと怖さが倍増するという不思議な物語だ。

しろやぎ秋吾さんは、フォロワーさんの実体験を元に怖い実体験を描きTwitterに作品を投稿。2022年8月18日には「フォロワーさんの本当にあった怖い話」の第2巻が発売された。ブログやSNSに寄せられた、ちょっと怖くて不思議な体験談を読むことができるぞ。
画像提供;(C)しろやぎ秋吾/双葉社