足から鱗が生えてきて!?2週間で人魚になった男「冗談だったらよかった」静かな怪異に深まる友情

ハヴマンドとはデンマーク語で「人魚」を意味する。ある日、体が少しずつ侵食されて人魚になってしまった高校生を描いたさめこ(@SamekoShark)さんの「青春ハヴマンド」をお届けしよう。
足元から侵食されて人魚になった男

足の具合が悪くなって、しばらく学校を休んでいた拓海。同じサッカー部の友達から「足の具合どう?」と連絡がくる。「よくない」と返事をする。心配する友達に「話があるからこいよ」と連絡すると、そこにはプールの中で生活する人魚がいた。足を悪くした拓海は、2週間で人魚になってしまったのだ。


「何かの冗談だろ?」と驚きを隠せない同級生に「冗談だったらよかったのにな」と、水の中でサッカーボールと戯れる拓海。元々サッカーがうまかった拓海は、足がヒレになってもボール捌きが相変わらず抜群にうまい。

そんな拓海をライバル視していた友達は、複雑な表情を見せる。拓海はなぜ、人魚になってしまったのか?理由はわからないまま。まるで、映画「ブルー・マインド」のような切なさを彷彿とさせるなどのコメントが届いている。

さめこさんの作品は、人外や不思議な世界観を描く作品が多い。前回ウォーカープラスではホラーをギャグに落としこんだ「自販機から指」を紹介。怪奇現象に強気な女子高生たちが笑える!と好評を集めた。今回もまた不思議な怪異の世界を描いている。