「もう吐きそう…」激甘シロップを飲み干さないと帰れない。辛すぎる検査とは【2人目妊娠したら糖尿病になった話】【作者に聞いた】
2人目の妊娠中、妊娠後期の血液検査から高血糖が発覚。再検査(OGTT=ブトウ糖負荷検査)の結果、下された診断は
「妊娠糖尿病」
。ウォーカープラスでは、食べるの大好き!甘いもの大好き!な作者が、食事療法を中心にインスリンを打たずに迎えた出産について、分かりやすく漫画にしてお届け。10万部のベストセラーとなった『月たった2万円のふたりごはん』の著者であるイラストレーター奥田けい(@
kei__okuda
)の「妊娠糖尿病体験記」。
<妊娠糖尿病とは?>
「妊娠中にはじめて発見または発症した、糖尿病にいたっていない糖代謝異常」のこと。
※本作は「妊娠糖尿病」を紹介するものとなります。「妊娠糖尿病」と「糖尿病」は異なる疾患ですのでご注意ください。
※本作で紹介している症状は、個人の体験談であり、すべての人に当てはまるものではありません。症状で悩んでいる場合は医師・看護師等の専門家に相談してください。
連載4回目の今回は……OGTT検査(ブトウ糖負荷検査)で大変だったことについて。





――OGTT検査(ブトウ糖負荷検査)は、1日で4回も採血するんですね!
「まず空腹の状態で1回、それからトレーランG(75グラムのブドウ糖の入った水)を飲んでから30分後・1時間後・2時間後に採血といった感じです。問題ない量しか採血されていないのですが、気分的に少しクラクラしました。それよりも!トレーランGって、炭酸入りの極甘のガムシロップなんです。これを飲み干すのが本当に大変で、途中で吐いてしまう人もいるらしいです。そうするともう一度飲み直しになるので、絶対に1回で終わらせようと気合で飲み干しました」
――それにしても検査は1日がかりで大変そうです。
「コロナ禍だったのでしょうがないのですが……妊娠後期の大きいお腹の状態で、採血を待つ間、夏の暑い外で待っていたのは少し大変でした。OGTT検査をはじめとする治療は糖尿病内科に通うことになるのですが、私は総合病院の産婦人科だったので、同じ院内の糖尿病内科の空いている時間ですぐに予約をとってもらえました。だからまだ少し楽だったかもしれません。総合病院じゃないと、また別の病院を選んで予約をとって通わないといけないので、もっと負担がかかりますよね」
毎週火曜日連載、イラストレーター奥田けいが描く「妊娠糖尿病体験記」。出産までのリアルな体験談が今後も気になるところだ。
取材・文=かわいゆうこ