小学生の息子がまさかの発達障害!?DCDと診断され悪戦苦闘するリアルな子育てがネットで話題!!【作者に聞く】

幼少期から絵を描くことが好きで、現在はユニークな漫画を描いているオチョのうつつ
(@ochonoutsutsu)
さん。2022年12月にTwitterにて「息子、極度の運動音痴だと思っていたらDCD(発達性協調運動障害)だと診断された話」が公開され、6800いいねを超える人気漫画家だ。本作を描いた理由や裏話などについて、オチョのうつつ(@ochonoutsutsu)さんに伺った。

――本作は、すべてノンフィクションですか?また、漫画に描こうと思ったきっかけを聞かせてください。
「全てノンフィクションです。DCDが判明して半年ほどで、息子がポジティブに変化したことを記録に残したいと思い描きました」

――息子さんがDCD(発達性協調運動障害)と診断された時は、どのような気持ちでしたか?
「息子が小さい頃から違和感があったので、やっと判明したとホッとする気持ちが強かったです。できないことをスパルタで練習するのではなく、道具を変えたりしてアプローチを変えるなど対策がとれるようになったので、親子で気が楽になりました」

――今回の漫画で描かれたストーリー以外に、息子さんに関することで他にもエピソードがあれば教えてください。
「少しずつですが自信が出てきたことが評価されて、3学期に学校を代表して作文を読む役になったり、多人数での大縄跳びで失敗して友達に怒られてしょんぼりしたり、良いことも悪いこともあります。難しいですが、なんとか息子が自信を喪失しないようフォローしていけたらと考えています」

――最後に、読者にメッセージをお願いします。
「有難いことに、今年DCDに関するコミックエッセイを合同出版から出版していただくことになりました。『DCDって?』『どこに相談したらよいの?』『どのように付き合っていったらいの?』など困っている方々のお役に立てる情報や、コミックエッセイとしても読んでおもしろい本を目指して鋭意執筆中です」
オチョのうつつ(@ochonoutsutsu)さんは、2023年に合同出版にてDCDのコミックエッセイを出版予定。ぶんか社「本当にあった笑える話」にて「サレ妻デザイナーの私を見て笑え!!」も連載中だ。Twitterでは他の作品も投稿されているので、気になる方はぜひ読んでほしい!
取材協力:オチョのうつつさん(@ochonoutsutsu)