タレ袋「こちら側のどこからでも切れます」切れずに悪戦苦闘!これって誰の基準で審査しているの?【作者に聞く】
働く自分の身に降りかかった日々の出来事を、哀愁ただようタッチの漫画にし、Twitterで発信をしている青木ぼんろさん(
@aobonro
)。どこかで経験したことがあるシーンに、多くの共感の声が寄せられている。
ウォーカープラスでは、そんな青木さんのサラリーマン生活を「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」と題し、実際の体験談とともにお届けする。青木さんは、タレ袋に書いてある「こちら側のどこからでも切れます」に疑問を持っているそうだ。誰がどのように審査をして「どこからでも切れる」と判断しているのだろうか?さっそく見ていきましょう。




――この作品が誕生したきっかけをお聞かせください。
「『どこからでも切れます』と表示されていても『本当か?』と思いたくなるような、タレ袋に出合ってしまったんです。『これ何か基準があるのか?』『適当に表示してないか?』という疑念を持ったことから漫画にしました」




――その「タレ袋」で失敗したエピソードがあれば教えてください。
「皆さんも一度は経験があると思いますが、お寿司の醤油袋を開けようとしたとき『チッ』っと飛び出してきて白のニットが醤油色に染まりました…」



――この記事の読者の方に伝えたいことはありますか?
「『信用しすぎるな』ということですね。言われたこと、提示されたことをすべて鵜呑みにするのではなく、常に疑念の目を持つことが大切だと思っています。それは、人や国、政治にしても同じなので、僕のエピソードを通して伝わったらいいなと思います」

これから「タレ袋」を開ける時に、いろいろと考えを巡らせてしまいそうですが、日常を少し疑ってみると、いつもの景色も違ってみえてくるかもしれません。今後も“恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない”けれど、どこか一大事にも感じるサラリーマン生活をお届けします。乞うご期待!