【夜逃げ屋漫画】暴力を振るう父親似の自分が嫌い!?「そんなの関係ない」と励まされ新たな人生を歩む息子の姿に感動の声続出!!

子供の頃に漫画を読みはじめたことがきっかけで、ユーモア溢れる漫画を描いている宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。Twitterにて公開された「夜逃げ屋日記」は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれ、今回紹介する漫画も9700いいねを超える人気漫画。今回は、Twitterに投稿されている中から「夜逃げ屋日記」の第10話後編を紹介しよう。

お父さんの写真を見た時に似ていると思ったスタッフの宮野。トモキ君は日を追うごとに外見が暴力を振るうお父さんに似てくる自分の姿を、お母さんはどう思うのか気になっているようだ…。

親子なので、外見などが似ることは不思議ではない。しかし、トモキ君にとってそれは恐怖に違いないのであった…。すると、宮野は「戦車と同じじゃない?」と言い出し、「同じシリーズの戦車は同じように見えるけど、中身は全然違うじゃん!!トモキ君とお父さんがどれだけ似ていても関係ないよ」と励ます。

そして「君とお父さんは全くの別人だってことを何より理解しているのは、君のお母さんだと思うよ」とアドバイスする。その言葉を聞いて「そうか…その通りですね」と腑に落ちたように話すトモキ君。そして2人は公園を後にして、トモキ君は家へ帰って行く。

すると、丁度夜逃げ屋の社長が車でやって来て、「今日は初めてお前を連れてきてよかったと思う」と言うではないか。その言葉を聞いてなんだか複雑な気持ちになる宮野だが、社長が駅まで送ってくれるようなので「ありがとうございます」と一言お礼を言う。

そして、宮野が持っている戦車のプラモデルに気付いた社長。「なんでトモキ君のプラモデルを持ってるの?」と聞くと、「いや、これは私の分」と話す宮野。トモキ君のためにプラモデル代を渡したのに、2つも買われてしまい怒る社長。車に乗り帰るのかと思ったが、すぐに止まって宮野を待つ優しい社長なのであった。
トモキ君の気持ちを少しでも知ることができた宮野。これから新たな人生を歩み始めるお母さんとトモキ君を心から応援する宮野であった。Twitterではその他のエピソードも投稿されているので、ぜひ読んでほしい!
取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)