焦りと怒りがMAX!乳がん告知されるかもしれない20代の私が加入できる「がん保険」はどこにあるの?【作者に聞く】
Instagramを中心にイラストレーターとして活動する、小野マトペさん。小野さんは、20代にして「乳がん」と診断された経験から、SNSを中心に啓蒙活動を行っています。本記事では「乳がんの備忘録」と題し、若くして「乳がん」を患った小野さんが、同世代の女性に伝えたいがん発見から治療の記録を紹介していきます。今回のテーマは「がん保険」。20代のうちは、なかなか「保険に入ろう」という意識が薄い人も多いのではないでしょうか。小野さんの場合は、乳がんの疑いがあることが分かって意識するようになったそうで…。当時苦労したことなどを伺いました。
――保険を意識したのはいつ頃からでしょうか?
「実際に保険を意識したのは、しこりが気になり、病院へ通うようになった頃です。正直、保険って20代の頃は考えたこともなくて。結婚して家族になってから追々考えればいいかなと漠然と思っていたくらいでしたね」
――乳がんの疑いで検査を受けていた小野さんは、保険選びでは、どういった条件を優先していましたか?
「当時の私が加入できる保険は『告知されても入れる』『30歳以下でも入れる』ことが条件でした。でも結局、がん保険には入れませんでした…」
――当時の恋人と揉めている描写がありますね。
「約5年同棲をしてきた恋人なので、結婚したいなという気持ちが強かったと思います。でも、自分がこんな事になってしまい、一緒にいても自分のことは自分で考えないといけないのかと、周りの結婚した人たちと自分たちを比べて相手を責めてしまいました。今思うと、自分勝手だったなと思っています」
――今の若い世代にアドバイスをお願いいたします。
「若いうちは『仕事を覚えなきゃいけないし、日々の生活も送らなきゃいけないし、友達と遊びにも行きたいし、洋服やメイク道具も買いたい、でもお給料は低い』と思っている人が多いと思います。だから『保険に払うお金もない!』とも考えてる人も多いのではないでしょうか。私もその一人でした。ですが、一度立ち止まって、体のこと、これから罹るかもしれないことに対して、自分ができる事を考える機会を少しでもいいので作ってほしいです。私のように保険には入れなくても、国の制度で自己負担金を抑えることもできたので、いろいろな方法を調べて自分に合った対策を見つけてみてはいかがでしょうか?」
「その時が来たら考えよう」ではなく、いつかの未来のために、事前に備えておくことが、何よりも大事なのかもしれない。







