「手首まで口の中に突っこんであげてください」セイウチに餌やり!?初めてわかった唇の触感に爆笑!!【おひとりさまを楽しむ作者に聞く】
「おひとりさま」の楽しみ方を紹介するドラマや漫画が人気を集めている。今回は、独身歴20年、気付いたらおひとりさま「プロ」と呼ばれるようになっていたイラストレーターカマタミワ(@kamatamiwa)さんの人気ブログ「一人暮らしカマタミワの半径3メートルのカオス」を紹介しよう。
不思議とユニークな人と出会ってしまう、引き運が強いのはなぜ?

カマタさんのおひとりさまエッセイには、さまざまな出会いがある。100円ショップにフラリと行ったら、おばさんから難しい質問を投げかけられたり、プールに行くと強烈なおばさまたちの会話に巻き込まれてしまったり…。クスリと笑えるカマタさんのエッセイ漫画は、現在6冊が発売中。今回は、カマタさんにおひとりさまエッセイを描き始めたきっかけや笑えてしまうエッセイについて話を伺った。

――いつ頃からおひとりさまエッセイを描き始めましたか?きっかけを教えてください。
2015年から描き始めました。20年以上前から書いている自分の日記を読み返した時に、これを漫画にしてネットに載せたら「楽しんで読んでくれる人がいるかも?」と思ったことがきっかけの一つです。

――おひとりさまでよかった&楽しい!と思うところと逆に寂しいと思うところなどがあれば教えてください。
おひとりさまの幸せを感じる時は、自由を思い切り漫喫している時などです。詳しくは拙著『気づいたら独身のプロでした』で思い切り語らせていただいているので、ご興味がありましたら読んでみてください。

反対に「誰かが側にいたらよかったのに」と思う時は、自分一人で変な失敗をしたり、変な寝言を言ったりした時です。誰かに突っ込んでもらいたいなと思うので、代わりにブログに描いて読者さんに突っ込んでいただいています(笑)。

また最近、3万いいねの反響があったのが「実家のお雛様の話」だ。茨城の「真壁のひなまつり」では、本屋さんの雛人形は本を持ち、酒屋の雛人形は全員段から降りて円になって酒盛りしてたりと、とても自由なんだとか。これを知ったカマタさんのお母さんが「楽しそう!」と思い、自分でもやってみたと写真を送ってきた。
――3万いいねの反響があった雛人形の記事。お母様の手作り飾りに「あはれなり」「いとおかし」など、すごい反響がありましたね。
ありがとうございます。私も写真が送られてきた時は笑ってしまいました。

さらに人気記事について伺うと、「ある意味一生忘れられない誕生祝い」「食べた瞬間ハァ!????って言ってしまった人気商品」「子供の頃すごいショックを受けた出来事」など、どれも笑える漫画が多い。ジャンルはバラバラだが、Twitterでもどれもたくさんの反応や共感があった。

とくに誕生日プレゼントでセイウチに素手で餌やりをすることになったエピソードは、電車での移動中に読むのは危険!声を出して笑ってしまう。
――読者の方にメッセージがあれば、お願いします。
いつも読んでくださる方、ありがとうございます。いいねやコメントやRT、とても励みになっております!この先ずっと10年後、20年後も絵日記を描いていたいなと思っていますので、よかったらお付き合いいただけたら嬉しいです。今回こちらの記事で知ってくださった方はもちろん、そんな先まで付き合い切れないと思われると存じますので、よろしかったら一時的にでもブログやTwitterを覗いてみていただいて、気に入ってくださったらフォローしていただけたら嬉しいです。そしてなし崩しで10年後、20年後までよろしくお願いします。
現在、エッセイ漫画は週に2~3回の頻度で更新。カマタさんの1人の時間の過ごし方が垣間見える訳だが、笑いしかない斬新な活動報告に突っ込まずにはいられない。
取材協力:カマタミワ(@kamatamiwa)