故人の想いを伝える不思議な葬儀屋!?亡き母の幸せそうな想いに思わず涙する娘【作者に聞いた】

両親が漫画を読んでいた影響で、漫画を描き始めた咲間はち子
(@hachiko_sakuma)
さん。「葬礼の案内人」は、主人公が故人の記憶を遺族に届けるというスピリチュアル感溢れる作品だ。めちゃコミックにて連載されている作品で、2023年7月20日(木)に単行本が発売されることが決定!!本作を描くようになったきっかけや裏話などについて、漫画家・咲間はち子(@hachiko_sakuma)さんと原作者・一那さんに伺った。

――「葬礼の案内人」を描こうと思った理由について、お聞かせください。
【咲間はち子】「このお話を描きませんか?」と企画をいただいて、オムニバス形式、不思議なお話好き!と思って飛びつきました。幸運だったなと思います。

――本作を描く際に、工夫された点などはありますか?
【咲間はち子】配信時にコマ枠の太さが表示されるのかわからなかったので、記憶のシーンは枠に近いところを白か黒でぼかしてます。夢を見ているときみたいな不鮮明さが伝わっているといいなと思います。

――咲間はち子さん自身は、主人公が持つ「故人の想いを届けるような能力」について、どのように思われますか?
【咲間はち子】きつい能力だと思います。他人事だと割り切れるか自浄作用が高性能すぎないと無理…。導人くんはまっすぐ育っていてすごいです。

――作品の見てほしい部分や伝えたいことについて、お聞かせください。
【一那】遺族の方々は、故人に対して何かしら思うところがあると思います。そういった想いが少しでも報われることを祈り、作品を描かせていただいています。いかに星を送るか葛藤する清見の成長を、あたたかく見守っていただけるとうれしいです。また、限りある時間の中で、大切な人に想いを伝えて悔いのない時間を一緒に過ごしてほしい。そういう思いが伝われば、うれしいなと思っています。

――最後に、読者にメッセージをお願いします。
【咲間はち子】おかげさまで思っていたよりも長く続き、紙のコミックスまで出していただきます。漫画を読んでくださって本当にありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願いします!
悲しむ遺族に故人の想いを届けることで、遺族の気持ちも次第に変化していく。咲間はち子(@hachiko_sakuma)さんの漫画はTwitterでも情報が投稿されているので、気になったらチェックしてみて!
取材協力:咲間はち子(@hachiko_sakuma)