部長、猫になる!?「嘘だっ」かわいい猫の中身はあのクソ上司?ジレンマに失笑必至!【作者に聞く】
かわいいネコチャンを拾ったら、その中身が部長だった…!?そんなゾッとする設定の漫画を描いたのは、普段は漫画やイラストの仕事をメインに活動している春日有(@arikasuga)さん。猫が好きで、普段から猫が出てくる漫画を描くことが多く、漫画やイラストの中に猫っぽい仕草や“猫あるある”のエピソードを盛り込むのを得意とする漫画家だ。今回紹介する「部長、猫になる」は、「自分の好きなものの中身に、自分の嫌いなものや苦手なものが入っていたら、人は何ともいえない複雑な気持ちになるのでは?」という思いつきから描き始めたという。

本作の主人公であるサラリーマンの本間は、いつの日か猫を迎え入れる日を夢見て、ペット可の物件に引っ越していた。ただ、仕事が忙しくて長時間留守にすることが多く、なかなか命を預かる踏ん切りがつかずにいたが、それでもどこかで捨て猫に出会ったら必ず受け入れようと心に決めていた。そんな折、会社のそばでついに猫を拾った!

本間は猫を家に連れて帰り、かわいさの余りチューをしようとすると、「やめろっ本間!」と声が!急にしゃべり始めた猫に戸惑う本間。その猫が言うには、自分は“部長の佐久田”だという。でも本間は「あのパワハラクソ野郎がこんなかわいいネコチャンのはずがない」と本人に向かって断言するのだった!!

しかし、会話の内容から認めざるを得ない。「俺、アンタのこと嫌いです」とカミングアウトしつつも、大好きな猫を目の前にすると思わず抱っこや頬ずりをしてしまう。猫になった部長は懸命に止めるが、本間の猫愛は止まらない。

翌朝、目が覚めると部長は人間の姿に戻っていた。安心する部長と、ちょっと残念そうな本間。しかし、帰宅時間になるとまたもや猫の姿に…!!どうやら原因はパワハラ部長を恨む誰かによる黒魔術のようだった。犯人捜しを始める部長と本間だったが、犯人の正体に近づくにつれ、「もしかすると猫の部長は見納めかも…」と思うと本間の心に迷いが…!!本作品について作者の春日有(@arikasuga)さんに話を聞いてみた。
