『水星の魔女』でも話題、ガンダム世界の“名物兵器”を身近な防災グッズで再現

ソーラ・レイからインスピレーションを受け、巨大兵器を懐中電灯で表現/画像提供:せんざき@7/15ネクスポ参戦!(C)創通・サンライズ

ガンプラは、1980年7月に「1/144ガンダム」が発売されてから40年以上にわたって2000種類以上を販売。累計出荷数は5億個を突破している。そんな世界的ロングセラー商品を支えるのは、自由な“ガンプラ創作”を楽しむモデラーたちだ。


今回紹介するのは、スペースコロニーのプラモデルを使って『機動戦士ガンダム』に登場する大型兵器の懐中電灯を製作したモデラー・せんざき(@senzakipetao)さん。ガンダムの世界ではお馴染みのこの大型兵器はガンダムシリーズにおいて幾度となく使用され、先日も『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の最終局面で登場。SNS界隈を大いに盛り上げたばかり。

防災用に買った懐中電灯を使用

100均の懐中電灯とサイズもピッタリ!/画像提供:せんざき@7/15ネクスポ参戦!(C)創通・サンライズ


この懐中電灯を作ろうと思った経緯を聞くと「以前、ガンプラのイベントで“武器を作ろう”というコンペがあって、得意の電飾を生かして“最強の武器”を作りたい」と思ったのがきっかけだったと述懐。

「素材選びを含めて1週間程度。本体部分は2015年に発売された『スペースセツルメント』というプラモデルで、これが3600円。そこに電飾部分として“100均”の懐中電灯をそのまま使用しました」


まさにアイデア勝ち、と呼べるアイテム。防災用に買ってあった懐中電灯のサイズがたまたまちょうどよく、この作品に組み込んでいる。こだわりのポイントは「一発芸ネタの作品で終わらないよう、塗装や工作はしっかりと行いました。最近の模型雑誌で見られる宇宙戦艦の作例のような換気扇フィルターを利用した塗装で、大型建造物としてのスケール感を出しています」と解説。懐中電灯部分にディテールを追加したり、パネルラインを入れたりという工作を行い、プラモデル部分から浮いて見えないようにするところはかなり苦労したとのこと。

(C)創通・サンライズ


SNSで披露した際の反響も上々で「その手があったか!」と、当時は多くの関心が寄せられたそう。「今後もガンダムの世界を再現するプラモデルを製作したい」と意気込みを語ってくれた。

取材協力:せんざき(@senzakipetao)
(C)創通・サンライズ

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