かまってほしいと扉をカリカリひっかく猫。我が家では扉を少し開けて過ごすことが新たな習慣に…!?【作者に聞いた】

猫が好きな漫画家のキュルZ
(@kyuryuZ)
さんと白目みさえ
(@misae_yjm)
さん。愛猫家だからこそ描けるリアルなエッセイ漫画が話題を呼び、猫好きの人なら一度は読みたい作品ばかりだ。今回は猫が登場する2つの作品を紹介するとともに、作品についても伺った。
扉を開けてほしい猫
ある日、扉の向こう側からカリカリという音が聞こえてきたので、扉を開けると飼い主をじっと見つめるキュルガがいたのだ。キュルガを部屋に入れて椅子に座ったのもつかの間、今度は扉をガタガタと叩き出してくる。キュルガは部屋からすぐに出て行ったが、その後も何度も同じようなことを繰り返すので、我が家では部屋の扉を少し開けておくことが新たな習慣となったのである。

キュルガと飼い主のささいな日常を描き下ろした「夜は猫といっしょ」は、2023年7月27日に5巻が発売している。気になればぜひ読んでほしい!
住んでるマンションがまさかの事故物件!?
白目みさえさんが20代の頃、彼氏とリビングでくつろいでいると、外から猫の鳴き声が聞こえてくる。ここはマンションの5階なので何故聞こえるのかわからず、2人は「もしや…霊!?」と幽霊の存在を疑いはじめる…。そして、扉の向こう側にはなにやら怪しい影が見え、自分たちの住む部屋がまさか事故物件なのではと疑い出す。彼氏が勇気を出して扉を開けると、小さな動物が部屋に入っていく姿が見えたのだ!!果たして、猫はどのようにしてマンションの5階までやってきたのだろうか…!?

白目みさえさんに本作がどのように誕生したのか伺うと、「夜中に漫画を描く作業をしていたとき、どこからともなくヒタヒタと歩くような物音が聞こえ、怯えていたら猫だったということがありました。猫と暮らしていると、ホラーかと思いきや『猫かい!』と思うことが多いので、漫画にしてみようと思いました」と話してくれた。
白目みさえさんのエッセイ漫画「私の家には魔女がいた 祖母の呪いにかかった孫の物語」は、2023年6月29日に発売している。興味がある方はぜひ読んでみて!
取材協力:キュルZ(@kyuryuZ)/白目みさえ(@misae_yjm)