初めての療育へ。息子の発達障がいを実感…しかし通い続けるうちに変化が!【漫画の作者に聞く】
まるさん(
@shishishishimr
)は、フリーデザイナーの仕事に加えてパートでも奮闘するシングルマザー。彼女のコミックエッセイ「シンママのはじめて育児は自閉症の子でした」は、自閉症と軽度知的障がいをもつ息子・リュウ君との日常が描かれている。
初めての育児に忙しい毎日を送るある日、幼い息子が発達障がいである可能性を指摘される。息子の成長への不安や戸惑い、悩みがあふれ出す。だが、そんな親の苦しみをよそに、息子はゆっくりと確かに成長していく…。
SNSでも話題となっている本作から一部を抜粋・編集し、まるさんのインタビューとともにお届けする。
ここでは、ついに療育が決まり、初めて療育に行った時のエピソードが描かれる。療育とは、発達障がいの子供が自立した生活を送れるようにする支援のこと。療育に行けば何かが変わると期待していたまるさん。しかし、最初はご機嫌に参加していたリュウ君も、次第に戸惑い、逃げ出すようになってしまう。















自由時間を楽しく過ごしたリュウ君だが、リトミックが始まると、不安な表情をを見せるようになる。「ママがやっているところを(子供に)見せるのが大事」との指示に従い、踊り続けるまるさんだがリュウ君は反応してくれない。親子体操も逃げ出してしまい、まるさんは1人でぬいぐるみと体操をする羽目に。