息子が寝てほしいときに限って、寝てくれない…多忙な生活の中でもポジティブに!【漫画の作者に聞く】
まるさん(
@shishishishimr
)は、フリーデザイナーの仕事に加えてパートでも奮闘するシングルマザー。彼女のコミックエッセイ「シンママのはじめて育児は自閉症の子でした」は、自閉症と軽度知的障害をもつ息子・リュウ君との日常が描かれている。
初めての育児に忙しい毎日を送るある日、幼い息子が発達障害である可能性を指摘される。息子の成長への不安や戸惑い、悩みがあふれ出す。だが、そんな親の苦しみをよそに、息子はゆっくりと確かに成長していく…。
SNSでも話題となっている本作から一部を抜粋・編集し、まるさんのインタビューとともにお届けする。今回は、ハードスケジュールの中での子育てと、寝かしつけの大変さについて。



シングルマザーのまるさんは、発達障害のリュウ君を療育などへ連れて行くほか、フリーデザイナーをしながらパートで働くという多忙な毎日を送っている。






本業のデザインやイラストの仕事は好きな分、苦ではないとはいえ、心配になるようなスケジュールだ。



ひとり親で大変なこともある一方、逆に一人だから楽な部分もあると前向きに捉え、ひとり親を満喫しているそう。そんなまるさんも、激務の後の寝かしつけにはさすがに参っているようで…。








寝ないモードに入ったときや、やることがあるときは、早く寝てくれ!と思う一方で、リュウ君と寝落ちしてしまうことも忙しい毎日の中で最高の贅沢と感じている。
仕事があって寝てほしいときに限って、寝てくれない
忙しい毎日の中で、まるさんが一番大変だと感じるのはどんなときだろうかと聞いてみると…。「仕事の納期が重なったときですね。あとは、息子を寝かしつけてから仕事をしようと思っているときに、全然寝てくれないときです。こちらの焦りを見抜いているのか、そういうときに限って23時ごろまで起きてるんですよ…」
さらに、「早く寝かせるコツは、ないです!休日にすごくたくさん動いた日などはすぐに寝てくれますが、平日の保育園の日の寝かしつけについては、うまくいくかどうかは“運”だと思っています」
時間の使い方については特に工夫せず、できるときにやる!といった感じで、がむしゃらに過ごしているとか。「気を付けているとしたら、無理をしすぎないように疲れたら息子と一緒に寝てしまうことですかね。あとは“心の健康”も大事だと思っているので、ちょこちょこ友人と遠出の計画を立てて、それを楽しみにしています」
慌ただしさの中でもポジティブな気持ちを失わないことが、生活の原動力になっているようだ。
