【漫画】かつて自己肯定感が低かった幼馴染が結婚、花嫁姿を見た親友が涙腺崩壊したわけ【作者に聞いた】

元ゲーム会社所属デザイナーで、現在はストーリー漫画をメインに執筆している吉良いと(@kilightit)さん。個人で作品を公開・販売するほか、商業誌にも作品を掲載するなど、精力的に活動している漫画家だ。代表作「ようこそ亡霊葬儀屋さん」は、「このお話ほんとに好きです」「1度見た事あるはずなのに泣いてしまった」など、多くの読者に感動をもたらしている。
今回は、「幼馴染は今日、結婚式を挙げた」をお届け。幼馴染のミズキの結婚式に参列したマミは、暗い顔でため息をついた。彼女は子供のころ、当時自己肯定感が低かったミズキと毎日一緒にいて、ミズキに対して「本当は綺麗なんだから!自信持ちなさい!」と毎日伝えていた。そうしていつしか「ミズキには私がいなくちゃ」と思うようになっていた。しかし、もうミズキには自分以外にも「綺麗」と言ってくれる人がそばにいる。

「私なんていなくても…」となぜかマリッジブルーに陥るマミに、ミズキが声をかける。「私綺麗になったでしょ?マミが自信をくれたおかげだよ」。ウエディングドレスに身を包み、今までで1番綺麗な姿で笑うミズキを見て、思い出が走馬灯のように蘇る。マミは大粒の涙を流しながら、「うんっ、きれいぃぃ」と伝えるのだった。

作者に話を聞いてみた。
吉良いと「友人の結婚式で謎の巨大感情を抱えながら描いた作品です。マミはこれからもミズキを見守りつつ、ミズキに何かあったらすぐに飛んでいくと思います笑」
X(旧Twitter)にアップされると約8万いいねを獲得している本作。読者からは「めっちゃよかったです…」「自然と涙が零れて来ました」「こんなふうに、他人?の為に泣いてくれる友達がいるというだけで…」「マミちゃんも幸せになってほしい…」といった反応が読者からが寄せられている。
画像提供:吉良いと(@kilightit)