「できないなら、今すぐ辞めてよ！」詰め寄るパートのお局!!誤発注を仕組んだり、定時に上がらせない嫌がらせに泣く【作者に聞く】
子供が幼稚園に通い慣れた頃、空き時間にパートを始めたいという人もいるだろう。しかし、できるだけ近隣で、短時間でOKな勤め先はなかなか見つからない。ようやく条件や待遇がぴったりなパートを見つけたと思ったら、先輩が威圧的で働きづらい職場だった星河ばよ(@bayo_fantasy)さんの「パート先の先輩がこわい」を紹介する。
条件も待遇もぴったりなのに、定時に上がりにくい理由は？
星河ばよさんは、Instagramや
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で発達障害グレーの長男の日々をメインに描く。今回は、星河さんがパートを始めたときの体験談。漫画は身バレを防ぐために一部フィクションだが、嫌味な先輩たちからのパートいじめは、星河さんが退職する一年半ずっと続いた。パート先は、大学の購買部。本の検品が主な仕事で、忙しいわけでもないのに「もっと早くできないの？」「新人なのに、定時に上がるなんて」と、嫌味を言う先輩が3人いた。
威圧的な先輩の態度で憂鬱になっていた星河さんは、パートを辞めるか悩んだ。しかし、短時間のパートを探すのは難しく、お迎えの時間をオーバーしてしまう条件ばかり。そんな折、ご主人がコロナになってしまい2週間パートを休むことになった。
その間、星河さんの代わりにターゲットになったのが、小餅さんだった。彼女は4人目の妊娠が発覚したばかり。つわりで体調が悪い日も、先輩のアカオさんは「あなた4人目なんでしょ。だったら余裕よね？」と、重い書籍の検品を強制。さらに、小餅さんが発注した教科書200冊を別の教科書に発注し直して、小餅さんを辞めさせた。そんな劣悪なパートに勤めていた星河さんに話を聞いた。
――まずは、星河さんが描くことになったきっかけを教えてください。
ありがとうございます。学生時代は部活で漫画を描いていましたが、会社員になってからはすっかり遠ざかり、子供が生まれてからは自分の時間が全くない毎日でした。わずかな息抜きにSNSを見ていて、すごく共感したのが「育児系のつぶやき・育児漫画」でした。読みながら、いつか自分もデジタルで漫画を描いてみたいなと思っていました。
――パート先での人間トラブル。なかなか劣悪な環境下で働いていましたね。
今までどんな人とでもなんとかやっていけると思って生きてきましたが、先輩(アカオさん)とは最後まで打ち解けられませんでした。嫌われていたのがよくわかったし、いろんな人がいるとは思いましたが…。そのあたりの私のもがきと奮闘は、漫画でお楽しみください(笑)。
――待遇ともによい条件ですが「定時で上がりにくい」という職場。第1話から怪しい雰囲気ですね。
面接のとき、実際に言われたセリフです。パートが「定時で上がりづらいってどういうこと？」と不思議に思いましたが、入社して納得。先輩の圧が、毎度怖かったです。
――怖い先輩というのはどこの職場にもいるものですね。漫画に共感されるコメントも多いですが、いかがですか？
どこにでも1人か2人はいますよね。理由を考えるのはもはや無意味かもしれませんが、いつも「なんでだろう？」「なぜこの人はこうなんだろう？」と思っていました。自分がいじめられる理由を一生懸命考えていたように思います。
――最後に、読者の方にメッセージをお願いします。
この漫画のほかにも、Instagram、はてなブログ、Twitterで主に長男の発達障害(グレーゾーン)について発信しています。ぜひ、チェックしてくださいね！
一番大変だという教科書販売に回されたが、先輩たちと離れて勤務でき、パート仲間もできた星河さん。しかし、お局様と化したアカオさんの悪行は日に日に激しくなって…。
取材協力：星河ばよ(@bayo_fantasy)
