どうしてもゲームが欲しい!小学3年生がお金を稼ぐために考えた方法とは【作者に聞いた】
生まれたとき、なんと両親は無職。25歳のときに、子供のころからの夢だった1000万円の貯金を達成するも、幸せとはほど遠く……。アラサー女性の等身大の幸せを考える鈴芽とろさんのコミックエッセイ「1000万円貯めたけど病んだ話」がウォーカープラスで連載中。第4回となる今回は、「仕事って何?」をお届け。ゲームが欲しくて、お金を貯めることを決めた小学3年生のとろさん。これが、お金のすごさ知る原体験となる――。

第4回「仕事って何?」










作者の鈴芽とろさん「以前は迷って結局買わないタイプでした」
――今回の作品では、小学生のときに一生懸命工夫してお金を貯めて、ゲームを買った経験が描かれています。仕事をしてその対価としてお金をもらうというのは、しばらく続いたのでしょうか。
はい、中学生のころまで働いてお金をもらう制度でした。
――ゲームのほかにも、「買えてうれしかった」という経験はありましたか。
文房具屋で、動物や食べ物の形をした消しゴムや、においのついた色ペンを買うのが幸せでした。
――とろさんのご両親は、お仕事先の方に事前にお話をしてくださったようですが、もしとろさんが子育てをするなら、どんなお小遣い制度にしますか。
1年の最初に1万円渡して、年間でどう使うかは本人に任せる…とかですかね。中高生になったら証券口座を作って、投資についても実践的に学んでもらえたらいいな、と思います。
――現在のとろさんはずばり、欲しい物に向けてじっくり貯めて買うタイプですか?思い切って買ってしまうタイプですか?
昔はじっくり貯めて、結局迷って買わないタイプでした(笑)。でもその結果、買わずに後悔していることが多いと気づいたんです。それからは、自分の経験に繋がるものは、思い切って買っています。
【以下、この連載の第1話】
次回、小学生になったとろさんの価値観を変えたできごととは?第4回の更新は、10月19日(木)20時を予定。