有給が自由に取りにくい?会社の規程が優先され、取得させない上司とそれでも負けない若手社員の問答!【作者に聞いた】
2019年から有給休暇取得の義務化がスタートしている。しかし、職場の暗黙のルールで有給休暇が取りにくいという職場もあるのではないだろうか?今回は、有給休暇の取り方で会社の上司とバトルしてしまう若手社員を描いた、伊東(
@ito_44_3
)さんの創作漫画「ポ○モン発売に合わせて有給取りたい若手社員」をお届けしよう。
「私用で有給取得はダメ」会社の理不尽なルールに納得できない若手社員を描く

有給を上司に申請した若手社員。有給休暇は、入社6カ月過ぎれば取得できる社員の当然の権利。休暇取得のプライベートな内容を伝える義務はないが、この職場では「私用よる有給はNG」という会社の規程があった。「身内の看病とかじゃないと許可出さんから!」と言う上司。しかし、若手社員はゲームの発売日に有給休暇を取りたい。

法律よりも社則重視で理不尽なことを言う上司に対し、反逆に出た若手社員は「それなら部長にケガを負わせて、看病の理由にします」と、ハンマーを取り出した!!休むためならどんな手段も惜しまない若手社員に、「気持ちわかるわ」と4.3万のいいねがつく。

若手社員の熱意を汲み取り、上司は「結婚式でも取れるぞ」とアドバイス。もちろん、友人の結婚式に出席するという理由ではない。

「そこまでして有給を取らせたくないのか…」と若手社員の背後に暗黒が立ち込める。そして、上司に言った一言とは?
好きなことに有給休暇を使いたい気持ちもわかるが、会社によってルールがあったり、取りにくい雰囲気だったりするのも事実だ。「楽しみにしていたゲームが平日に発売されると『土日はずっとそれをやる!』と意気込む友人は多いです。みんな一日中、何かに夢中になりたいタイミングがあるんだなぁ、と思いました」と、伊東さんもコメントを寄せた。
現在、X(元Twitter)に毎日投稿を目指して5コマ漫画を描く伊東さん。電車で赤ちゃんが泣いたら「うるさい!」と怒鳴られた
「強い母子」
など、50万いいねを超えるバズ漫画もある。これらを含む300本の作品と描き下ろしを加えた新作の第10巻が、Kindleで無料公開中だ!「日頃のいいね・RTのおかげでモチベーションが保てます。今後も毎日更新を頑張っていきたいです」(伊東さん)。
取材協力:伊東(@ito_44_3)