キツネが葉っぱ1枚でお買い物⁉︎心温まる店主とのやりとりにほっこり【作者インタビュー】
化けギツネの「ちくわ」がある日ふらりと、大好きな「うまなスティック」を買いに雑貨店にやってきた。クレジットカードの代わりに葉っぱを握りしめて。「クェジットれおねがいしまっ」と差し出すも、店主の正一に「うちは現金のみだ」と断られてしまう…。
連載第1回目は、ちくわと正一の出会いをお届けする。
舌っ足らずなおしゃべりがかわいい化けギツネの「ちくわ」はうまなスティックが大好き。見た目は怖そうだけどとってもやさしい雑貨屋店主の「正一」と、ちくわのやりとりがかわいらしい井々エビ出汁(いいえびだし)さんの「化けギツネのちくわ(
@chikuwa_kitsune
)」。SNSで連載中の本作をウォーカープラスで紹介する。どこかノスタルジックで、おだやかに過ぎる日々。ささやかだけど、愛おしいできごと。遠い昔に忘れてきた何かを思い出すような、ちくわと正一さんの毎日にほっこりしてほしい。

「クェジットれおねがいしまっ」差し出したのは…葉っぱ⁉︎
スナック菓子の「うまなスティック」を買いにやってきたのはキツネの子ども。クレジットカードのつもりで葉っぱを差し出され、雑貨店店主は困ってしまう。「うちは現金のみだ」と断ろうとするが…。



大好きなうまなスティックを食べることができて、幸せいっぱいなちくわ。けれど、あっという間に食べ終わってしまって、ちょっと悲しそう。袋の中までしっかり舐めたちくわはそのあとで…?



日常に癒やしを!という気持ちで描き始めた「ちくわ」の物語
舌足らずな言葉で、いろいろおしゃべりするちくわに癒やされる。ちくわの物語が誕生したきっかけについて、作者の井々エビ出汁さんに聞いてみた。

――このお話を描こうと思ったきっかけを教えてください
日常に癒やしを!という気持ちで描き始めました。少しでも皆さんがほっとできたらうれしいです。
――ちくわのおしゃべりがとてもかわいいです。こだわりなどがあればぜひ教えてください。
発音を毎回声に出して確認しています。子どもらしくかわいい舌足らず感と、セリフとしてちゃんと伝わるラインを模索しながら作っています。

――SNSをフォローして続きを楽しみに待っている「ちくわファン」がたくさんいます。読者にメッセージをお願いします。
いつも読んでくださってありがとうございます!悲しいとき、しんどいとき、みなさんにそっと寄り添えるようなお話を描いていきたいと思っておりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
ウォーカープラスでは引き続き「化けギツネのちくわ」を紹介していく。ちくわの活躍をこれからもお楽しみに!
取材協力:化けギツネのちくわ(@chikuwa_kitsune)