【明日から父親の介護…できる?】母親の急死と父親の病気…“明日は我が身”の実体験漫画が心に迫る【漫画家に聞いた】

この漫画を描いたのは、発達障害グレーゾーンの特性を持つクロミツさん(@kuromitsu1510)。先日、自身の特性をテーマにしたコミックエッセイ
「灰低カタルシス グレーゾーンダイア」
を上梓した話題の漫画家だ。
今回紹介する漫画は、クロミツさんと父親との同居生活を通じて、親子関係、介護、父親の大病に対する苦悩と苦闘…それに伴うクロミツさんの成長を描いている。ここでは、本作について執筆の“舞台裏”などを聞く。
兄や親戚の協力、何よりソーシャルワーカーの存在が大きかった




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リアリティのあるストーリーについて、これは実話をもとにしているのか聞くと、「はい。これは2018年11月に父親が倒れ、それ以降の介護体験を元にした実話です」と明かしてくれた。
ひとりでの介護、一番大変だったのは?
「父は、倒れてから軽い認知症を発症しました。その後は私とささいなことで“喧嘩”をするようになり、一緒の空間にいる日常がつらかったです」
そうしたやりとりは漫画でも詳細に描かれているが、どうやって問題を解決していったのか。その点についてクロミツさんは「兄や親戚の協力もありましたし、何よりソーシャルワーカーの存在が大きかった」と当時を振り返った。
介護をしていて「つらい」と思うようなことがあったら、ソーシャルワーカーを頼ってほしいとも。「漫画で描いたとおりさまざまな問題が発生しますが、周囲の協力を得ることで精神面も含め大きな支えになってくれるはずです」と、アドバイスしてくれた。
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画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)