ちくわの冬支度!ふかふか干したてお布団で寒い夜もぐっすり【作者インタビュー】
あるよく晴れた日、衣替えをしている正一を見たちくわは「きゅうむ」を思いつく。駆け出したちくわがたくさんかき集めてきたのは、なんと落ち葉。ホカモフおふとんをこしらえ、ちくわも冬支度。と思ったら、なんと!正一さんがちくわのお布団も用意してくれていた。
連載第5回目は、ちくわ生まれて初めてのあったかお布団回をお届けする。
舌っ足らずなおしゃべりがかわいい化けギツネの「ちくわ」はうまなスティックが大好き。見た目は怖そうだけどとってもやさしい雑貨屋店主の「正一」と、ちくわのやりとりがかわいらしい井々エビ出汁(いいえびだし)さんの「化けギツネのちくわ(
@chikuwa_kitsune
)」。SNSで連載中の本作をウォーカープラスで紹介する。どこかノスタルジックで、おだやかに過ぎる日々。ささやかだけど、愛おしいできごと。遠い昔に忘れてきた何かを思い出すような、ちくわと正一さんの毎日にほっこりしてほしい。

冬に向けて衣替え。ちくわが用意したのはホカモフ落ち葉布団!
衣替えにと、冬物を天日干しする正一を見て、ちくわも我こそはと冬支度を始める。ちくわの冬に欠かせないのは落ち葉のお布団。さっそくたくさん落ち葉をかき集めてくるが、部屋が散らかると正一に怒られてしまう。



「もしも今ちくわがいたら…」そんなふうに生まれるちくわの毎日
ちくわが正一の雑貨店にやってくるところから始まった物語は、季節に彩られながら少しずつ移ろっていく。どんどん寒く、あたたかな布団が恋しくなる季節、ちくわたちの冬がやってくる。四季にそった物語をどんなふうに生み出しているのか、作者の井々エビ出汁さんに聞いてみた。


――ちくわたちの世界でもどんどん季節が変わっていきます。どんなふうにお話を考えていますか?
自分の生活の中に「もしも今ちくわがいたら…」という所から考えることが多いです。読者の皆さんも同じように楽しんでいただけたらうれしいです。

――干したてのホカホカお布団を用意してもらって喜ぶちくわですが、夜は正一さんと一緒に寝ているのでしょうか?
布団を並べてもらって寝ています。
――ちくわは寝相はいいですか?
寒いときはまんまるになって寝るのですが、適温のときの寝相はあんまりよくないと思います。

あっちゃかふぁふぁなお布団で寒い夜もぐっすり眠れそう。ちくわの冬がやってくる!ウォーカープラスでは引き続き「化けギツネのちくわ」を紹介していく。ちくわの活躍をこれからもお楽しみに!
取材協力:化けギツネのちくわ(@chikuwa_kitsune)