【実話】凶悪なDV夫を撃退!?「暴力=躾」と勘違いするヤバい夫に「男として失格」と喝を入れる夜逃げ屋スタッフ【著者に聞いた】

子どもの頃から漫画が好きで、ユーモア溢れる漫画を描いている宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。X(旧Twitter)にて公開された「夜逃げ屋日記」は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれた人気漫画だ。今回は、X(旧Twitter)に投稿されている中から「夜逃げ屋日記」の第28話を紹介するとともに、著者に依頼者の夫が刀を持ってきたときの心境についてもインタビューした。

依頼者の夫が部屋から持ってきたのは、なんとリアルな日本刀。「今から死にまーす」と大きな声で言うと、鞘から刀を抜いて頭上へ持ち上げる。スタッフのドラゴンさんは夫を落ち着かせようとするも、刀を振り回してしまう始末。そして、妻・ユリコさんと夜逃げ屋の責任者を連れてこいと要求をする。

今朝ユリコさんを殴った件について聞くと、「殴ったんじゃない。躾だ」と答える夫。女性をきちんと使えるように躾けるのが男の義務だと、先祖代々教えられてきたという。「妻に逃げられたなんて、男としてこれ以上の恥はない」と言う夫に対して、「この仕事をしていると、アンタみたいな人間を山ほど見るよ」と話すドラゴンさん。そして、この後事態は急展開していくのであった…。

現在も夜逃げ屋のスタッフとしての顔を持つ宮野シンイチさん。今回は、著者に依頼者の夫が刀を持ってきたときの心境についても伺った。
――依頼者の夫が刀を持ってきたときの宮野さんの気持ちを教えてください。
最初はなんか棒?を持ってきたのかなと思いました。最悪棒なら殴られても2人でなんとか取り押さえられると思ったんですが、抜いて刀だってわかったときは、頭が真っ白になりました。
さまざまな悩みを抱えた依頼者や個性的なスタッフが登場する「夜逃げ屋日記」。2024年2月2日(金)には待望の第2巻が発売予定!そのほか、著者と夜逃げ屋の社長との対談(
前編
/
後編
)も実現している。興味があればぜひ読んでみて!
取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)