【誰にでも“裏の顔”がある】品行方正な美男美女、でも彼らは周囲の人を騙していて…話題の少女漫画「恋せよまやかし天使ども」作者を直撃

漫画家・卯月ココ(
@uzcoco_66
)さんが月刊「デザート」(講談社)にて連載中の漫画「恋せよまやかし天使ども」が話題だ。王道の少女漫画ながら「人の表の顔と本性の二面性」をテーマとしている本作は、X(旧:Twitter)に第1話が投稿されるとたちまち注目を集め、「胸キュンした」「尊い」といったコメントが数多く寄せられた。今回、作者の卯月ココさんに制作の舞台裏などについてインタビューした。
一刻が本性を出すシーンは「おとぎと共に一刻の裏の顔に驚いてもらいたかった」




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本作を描いたきっかけについて、卯月さんは「
ギャップがあるキャラが好きなので、キャラクターを考えているときにどうしても些細なギャップが生まれてしまうなと思い、それならばいっそのこと“ギャップそのものをメインにしたキャラ・お話にしよう”と思ったのがきっかけです
」と告白。
第1話はXで19万超えの「いいね」が付くなど話題となったが、「
読者のみなさまに、最後の最後でおとぎと共に一刻の裏の顔に驚いて刺さってもらえたらうれしいなと思ったので、一刻が本性を出すシーンは、駅のアナウンスとリンクさせて印象に残ってもらえるように心掛けて描きました
」と、第1話でこだわったポイントを明かしてくれた。
“学園のマドンナ”桂おとぎと、イケメン男子の一刻(にのまえとき)という“裏人格”を持ち合わせた二人を描く本作。“表の顔”と“裏の顔”の描き分けも重要な要素と言えるが、「
特に表情は、パッと見て今どっちかがわかるように気をつけて描いてます。仕草なども表と裏で変化をつけたりしています
」とのこと。
気になる二人の今後については、「
どのくらいまでとは言えないんですが、1巻目から2人のいろいろな面を楽しんでいただけるのではないかな、と思います
」と語った卯月さん。最後に、「
読者のみなさまに楽しんで頂けるよう、自分自身も楽しみながら描いていきたいです。よろしくお願いいたします
」と読者へメッセージを寄せた。
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取材協力:卯月ココ(@uzcoco_66)