雪女の恋敵はまさかの「昔の自分」?一途すぎるゆえにすれ違う二人を応援したくなる漫画【作者インタビュー】
WEBコミックガンマにて
「31番目のユーリ」
を連載中の漫画家・くりきまる
(@kurikimaru)
さんが、SNSに投稿した個人創作漫画「掟に苦しむ雪女」が話題を集めている。人間と雪女のじれったいラブコメ展開に読者のやきもきする声が続出しているが、このほど作者のくりきまるさんにインタビューを実施。制作の裏側などについて話を聞いた。

「悩みや喜びを感じる箇所など根っこの部分はみな同じと思っています」




「雪女」を題材にした本作について、くりきまるさんは「
雪女の昔話ではすんなり夫婦になっていますが、その過程でどんなことがあったのかを想像しました
」と、この題材を選んだ理由とストーリー展開のきっかけを明かす。
雪女のかわいらしい表情やリアクションが魅力的だが、キャラクターを描く上で意識していたことを尋ねると、「
なるべくリアクションを大きくかわいらしく、見ただけで心情がわかるようにと心掛けています
」と、キャラクター描写のこだわりを告白。
本作のような個人制作の作品では、人ではない存在とのコメディー作品など、価値観や文化の差によるおかしみを多く描いているくりきまるさん。「
種族間や文化の差はあれど、悩みや喜びを感じる箇所など根っこにあたる部分はみな同じと思っています。その辺りの共感を感じとっていただける話を作りたいと気をつけています
」と、そうした作品を描く理由を語ってくれた。
取材協力:くりきまる(@kurikimaru)