【ホラー漫画】見えない何かに暗い非常階段に導かれている?エレベーターは真っ暗で携帯も圏外に【作者に聞く】
知人や自身が体験した怖い話を描いたコミックエッセイをブログやInstagramで配信しているぱるる(@palulu_diary)さん。物心がつく前から「この世のものではない何かがいる」と無意識に感じ、今でも霊感があるそうで、「目に見えるものだけがすべてではない」という想いで漫画を描いているという。
時には体調に影響が出たり、身の危険を感じたりと、不可解な出来事をたくさん経験されているぱるるさんだからこそ表現できるリアルな怖さや不気味さに、背筋がゾッとする話ばかりだ。
ウォーカープラスでは、ぱるるさんが友人のM子さんとルームシェアをしていたときの心霊体験を描いた人気作「背後にいるのは誰」をブラッシュアップし、全10回にわたりお届け。ぱるるさんに当時のことをインタビューしつつご紹介する。
第2話となる今回は、ぱるるさんとM子さんが暮らす部屋に男性の霊がいることがわかったあとの話。不可解なことが起こり始め、M子さんは夜中のアパートの非常階段で怖くて不思議な出来事に遭遇する―。


不可解な出来事が連続で起こる
――ご友人のM子さんと一緒に暮らす部屋に男性の霊の存在を感じたお二人ですが、一旦気づいていないフリをしますね。そのあとすぐに不可解な現象が起きていますが、当時ぱるるさんはどのような心境でしたか?
「(霊感がありいろいろな霊現象を体験してきた)自分にとったら特別珍しい現象ではなかったので、そこまで危機感とかは感じていませんでした」


――後日、今度は部屋ではなく、外でM子さんが怖い体験をされますね。いつも使っているアパートのエレベーターが真っ暗の状態で動かず携帯もなぜか圏外。見えない何かに危ないほうへと導かれているような、異空間に入り込んでしまったような感じがします。あらためて、M子さんは当時のことをどのように思われているのでしょうか?
「本人に聞いていないので詳しくはわからないのですが、当時は『本当に何だったんだろうあれは…』と不思議で仕方がない感じでした」




最後に、ぱるるさん自身も何かに導かれているような感覚や異空間に入り込んでしまったような経験はあるか尋ねると、「時計を見たら朝の9時だったのが突然針が高速で周りだし、15時のところで通常の速度に。その間20秒くらい。同じ部屋にいた祖父に時間を聞くと15時と答えていました。時計が壊れていただけなら9時と答えるはずなのに…。6時間ワープしていました。ブログやInstagramで配信している短編の『タイムスリップ』という作品で詳しく描いているので、よろしければ読んでみてください」と話してくれた。
取材協力:ぱるる(@palulu_diary)