段ボールの再利用で「mamazon(ママゾン)」便?チョイ足しで愛情とジョークをプラス!海外便がNGな理由は?【作者に聞く】
段ボールの再利用で、母のユニークなアイデアがさく裂!しかし、それは国際便では要注意で…?宅配便配達の裏側を描く、ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さんの「
運び屋ゆきたの漫画な日常
」からほっこりするエピソード「仕送りにチョイ足し」を紹介するとともに、ゆきたさんに話を聞いた。
段ボールの再利用が生んだおもしろアイデアと悲劇

仕送りの荷物に段ボールを再利用する人も多いだろう。本作はゆきたさんのところに届いた投稿。お母さんたちの間でちょっと流行っていたのが、子ども宛の仕送りに某EC サイトの段ボールを再利用し、aの前にmを付け足して「mamazon(ママゾン)」と書くもの。じょうずにレタリングしたら、配達業者も気が付かないレベルで、気づいた本人には親の愛とジョークが伝わる。

この「mamazon(ママゾン)」の漫画を見た人が「私もやりたい!」と、aの前にbを付け足して「BaBazon(ババゾン)」と書くの人も登場!孫宛のおばあちゃん便なので、mの下に線を引きBが横になってしまうのが、おしいところ(詳しくは漫画を参照)。

「ママゾン」「ババゾン」に続いて派生したのが、「ジャマゾン」。国際便を送るときにaの前にjを付け足し日本をアピールして送った。すると、国際便の通販商品とみなされたのか、送付先で関税を取られてしまったという!国際便で通販の箱を使うときは、通販会社のロゴやバーコードを横線で消した方がいいとのアドバイスも届く。段ボールの再利用の話は、子どもを楽しませるお母さんたちのアイデアから始まり、国際便の取り扱い方の注意点まで知ることができた。
「僕自身は見たことがないのですが、面白いことを考えるなと思いました。mamazonの他にも、papazonとかhahazon、babazonなんていうのもあるらしいです。書き足すだけでなくて、テープなどを使って線を消したりもするらしいです。仕送りが楽しくなって良いと思います。ただAmazonに限らず通販サイトの箱は処分しやすいようにか分かりませんが、崩れやすいというかちょっと弱いものが多いので、梱包はしっかり目にされた方がよいのかなと思います」(ゆきたこーすけ)
取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)