部下を罵倒する上司→「頭悪い」「私の時間を15分無駄にした」“怒りで人を打ち負かす”パワハラ編集長が向かったのは精神科…【作者に聞く】

部下への対応が「パワハラ」だと指摘された飛鳥は、精神科を受診することに画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

精神科の病院を舞台に、さまざまな患者さんの生き方や心の病気との関わりから私たち自身の“こころ”を考えていく、水谷緑( @mizutanimidori )さんの漫画「こころのナース夜野さん」。今回は、出版社で編集長になった飛鳥が「パワハラがひどい」と指摘を受け、自分の感情と向き合う様子を描いたエピソード「パワハラの背景」を一部紹介。合わせて、作者の水谷緑さんにも話を伺った。


「怒りの背景にある感情に気づいて、自分を労わると変わる」

第5巻31話より「パワハラの背景」1画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

第5巻31話より「パワハラの背景」2画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

第5巻31話より「パワハラの背景」4画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館


日々、「ちゃんとした人間でありたい」と思っている編集長の飛鳥だったが、マネジメントをする立場になってからは些細なことで部下を怒るようになる。言い過ぎを自覚、反省しつつも思ったように動いてくれない同僚、部下に対して苛立ちが募る。

そんなある日、飛鳥は上司との面談で、自身のパワハラを訴えるが人が複数いることを告げられてしまう――。

作者の水谷さんに“パワハラ=怒り”をテーマにした理由を聞くと、「怒りとの付き合い方は難しいなと思い、取材して描きました。怒り自体は“自分を守るため”の大事な感情ですが、他人を否定しながらその怒りを出すと関係が悪化したり、縁が切れます。怒りの背景にある感情に気づいて、自分を労わると変わります」と答えてくれた。

本作の中で、感情を抑えられなくなった飛鳥はどのように自分の心をコントロールしていくのだろうか?飛鳥が“怒り”の背景に気づいて変わろうとする物語をぜひ読んでみてほしい。


画像提供:『こころのナース夜野さん』(C)水谷緑/小学館

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