うつ病→「休むって、どういうことだっけ…」休職生活からわずか3カ月で復職、募る不安感は自分の意思で乗り越えられるのか【作者インタビュー】

SNSでメンタルや生きづらさを題材にしたイラストと言葉を発信しているなおにゃんさん(
@naonyan_naonyan
)。うつ病と適応障害で会社を休職した経験があり、当時は「うつになって恥ずかしい。逃げるようで情けない」と感じていたものの、今では「休職して本当に良かった」と心から思っているそう。
コミックエッセイ
「うつ逃げ~うつになったので全力で逃げてみた話~」
は、そんななおにゃんさんの実体験をベースに描いた作品。病気から、会社から、果ては日本からも全力で逃げた1年間をお届けする。
ただ「休む」ということが難しい…!考えれば考えるほど不安が膨らむ休職生活。



心療内科への受診をすすめてくれた友達に休職したことを伝え、無事に休職生活をスタートさせたなおにゃんさん。しかし、「休む」=「働くための休み」という認識が強かったため、「どうやって時間を過ごせばいいのかわからず、休むって意外と難しい」と話してくれた。
「急いで復職しなくては」
休むということがわからないまま、なおにゃんさんは休職からわずか3カ月ほどで復職を考えてしまう。とにかく早く職場へ復帰したいという思いが強かったのか、心療内科の先生にも早々に「自分は元気になった」と伝えてしまったそうだ。
当然ながら、そう簡単にはいかないのがうつ病の怖いところ。果たして、自分の意思さえあれば復職することができるのか、なおにゃんさんの身に降りかかるさらなる試練とはいかなるものだったのか…。
うつ病のリアルを映し出す、今後の展開に注目である。
取材協力:なおにゃん(@naonyan_naonyan)