【漫画】体育倉庫に閉じ込められるエグいいじめ。彼を助けたのは…転校生の人気者スライム?【作者に聞いた】
人間の男の子とスライムの男の子、姿が違う2人の恋を描いた「スライムだけど愛してる。」をノスタルジックな雰囲気で描くのは、漫画家・清水幸詩郎(@smzk013)さん。
ウォーカープラスでは、学校でいじめにあっている人間の男の子・なゆた君と、人気者のスライム・泥沼君の、時にドキッと、時にほっこり、また時に不穏な雰囲気の恋物語をお届けする。
今回は、転校してきたスライム・泥沼君が、いじめられているなゆた君を助けるシーンが描かれる。不思議な恋の話をご覧あれ。
――いじめをする嫌な奴の顔や言動が、読んでいて不快になるくらい嫌で、描き方がうまいな、と思いました。嫌な奴キャラの描き方で気を付けていることがあれば教えてください。
清水幸詩郎さん(以下、清水):こう言うと誤解がありそうなのですが、「嫌な奴」なキャラを描くときは「自分の顔」を思い出しながら描いています。そうすると妙なリアル感が出て、嫌な感じに描ける気がしています。
いじわるな言動は毎回描くのに四苦八苦しています。嫌な才能ですが、「いじわる」を考えるのも才能なのだなと感じています。
――扉の隙間から体育倉庫に入ってくる泥沼君のポテンシャルの高さに笑いました。しばらくにゅるーんと伸びてしまっているところなど、細かい部分までこだわっていらっしゃいます。清水さんはスライムで遊んだ思い出があったりするのでしょうか?
清水:子どものころ、「スライム作り」の一大ムーブメントが起こっていたので、例にもれず自分もスライムを作って遊んでいました。泥沼君のイメージは「モンスターのスライム」ですが近いものがあると思います。
――スライムが転校してくるという異常事態を、なゆた君以外の人間は平然と受け入れ、それが当たり前であるかのように接しています。こういったちょっとした認識のズレのようなものは意外と日常にもあるような気がします。世間一般の常識の中で、「これはおかしいんじゃないか」と清水さんが思い、周りに受け入れられないことはありますか?
清水:その地域や集団でだけの独自のルールなどに「どうして?」と疑問に思ってしまうことが多く、受け入れるのが難しいときがあります。日々その連続の中で生きている気がします。
――この回で読者に一番伝えたいポイントを教えてください。
清水:全く正反対の2人が、実はお互いに似通った部分を持っているというところを描きたかったです。ただ全く同じというわけではないので、その部分をもっと掘り下げて描いていければと思っています。
体育倉庫に閉じ込められたなゆた君のもとに、スライム・泥沼君がにゅるっと入ってきたの今回のお話。なゆた君も、泥沼君もそれぞれ「自分の本当の姿」に悩みを抱えていたのだ…。心を通わせることができた2人の今後もお楽しみだ。









