ペットの鳥さん「実は感情豊か?」「こんな仕草には要注意!」きちんと把握しておきたい鳥さんの行動について【作者に聞く】

コロナ禍でペットの需要が高まっている昨今。特に小鳥は見た目のかわいさと、「散歩をしなくていい」「犬や猫と違ってしつけがいらない」など手軽に飼えそうなイメージもあって、人気を博している。しかし、「鳴き声が大きい」「問題行動を起こすためトレーニングが必要」といったケースもあり、「思っていたのとは違う」との理由から、手放してしまう人もいるのだとか。
そこでウォーカープラスでは、小鳥を飼いたい人や飼い始めたばかりの人に知ってほしい知識や注意点を伝える連載「トリ扱い説明書」をスタート。3羽の小鳥と暮らす鳥野ニーナさん(
@sinamomomomo
)の漫画と、「森下小鳥病院」の院長・寄崎まりを先生の監修&エッセイで、わかりやすくお届けする。
今回は、鳥さんの「仕草からわかる感情」について詳しく紹介する。
全身を使って感情表現する鳥さんのサインとは?



「鳥には表情がない」と思っている人も多いが、実際には感情豊かで、全身を使って自分の気持ちを表現しているそうだ。
鳥野ニーナさんが自宅で飼っているセキセイインコのメルちゃんは、旦那さんが大好きで、放鳥中はいつも寄り添っているそう。旦那さんが外出中は仕方なく鳥野さんにくっついているものの、帰宅の気配を感じると、鳴きながら飛び回って大喜びするのだとか。「鳥さんの愛情深さに日々驚いています」と話してくれた。
また、驚いた時には体を細くし、怒っている時は目が三角になって体を左右に揺らす、手をじっと見つめて離れない時はマッサージを待っているなど、鳥さんが見せるサインをかわいいイラスト付きで紹介している。これらを知っておけば、鳥さんとのコミュニケーションが一層スムーズになりそうだ。
それでは、特に気をつけるべき鳥さんの仕草はあるのだろうか。
「森下小鳥病院」の院長・寄崎まりを先生は、「発情に関連する病気はとても多く、病院にかかった時も獣医師に『いつからお尻を振りはじめましたか?』などの質問をされるので、発情行動がいつからみられるか、どれくらい続いているのかなど、わかるようにしておきましょう」と教えてくれた。
さらに具体的な小鳥の種類ごとに異なる発情行動や、飼い主さんが勘違いしやすい羽繕いについても説明しているので、ぜひ本編を読んでみてほしい。
取材協力: 「森下小鳥病院」院長・寄崎まりを先生、鳥野ニーナ(@sinamomomomo)