健康な状態から一瞬にして、えげつない吐き気と呼吸困難!原因もわからず…この病気、いったい何?【漫画の作者に聞く】

幸せに暮らしていたある日、突然激しい吐き気が!理由もわからず繰り返す発作〝オエオエ地獄〟に苦しむこと5年…その原因はパニック障害だった。富山在住のデザイナー・種(たね)さんが、自身の体験を描いた漫画「パニック徒然日誌」がSNSで反響を呼んでいる。
今回のテーマは「なかなか治らない奇病」。漫画に込めた思いなどを著者に聞いてみた。
「なかなか治らない奇病」







父親が亡くなった直後、突然襲ってきた強烈な吐き気の発作。当初はパニック障害だとは知る由もなく、「悲しみによる一時的なショックに違いない、そのうち治るだろう」と思っていた。しかし、葬儀が終わってしばらくしても改善する気配が見られない。





この謎の発作で一番困ったことは、何でもない(健康な)時にいきなり発作が起きること。もともと体調が悪いのなら多少の心構えもできるが、普通にスーパーで買い物をしている途中に突然視界が歪み、呼吸困難になる。