スタッフの言葉遣いがなってない!?「店長呼んで!」応対の結果、クレーマーが心配するレベルのブラック企業だった【作者にインタビュー】

「このスタッフの言葉遣いがなってないわ、上司を出してちょうだい!」と、婦人は叫ぶがスタッフは何が悪いのかわからない様子。それは、一体なぜ?伊東( @ito_44_3 )さんの創作ギャグ漫画「ブラック企業あるある」を紹介するとともに制作の経緯を聞く。


クレーマーの怒りよりも、勝ってしまう「心配」な企業とは?

ブラック企業あるある01画像提供:伊東(@ito_44_3)

ブラック企業あるある02画像提供:伊東(@ito_44_3)

お客に「このスタッフの言葉遣いがなってないわ、上司を出してちょうだい!」と言われ、慌てて出てきた上司。「申し訳ございません」と謝罪するものの、「オタクの会社はどんな教育してんのよ」と、お客の怒りは収まらない。

ブラック企業あるある03画像提供:伊東(@ito_44_3)

言い訳になるものの、「しかしながら、彼はまたインターン学生なんです」と、上司は説明。「なら、その分社員のあなたがしっかりしなきゃでしょ」と、さらなるお叱りを受ける。

ブラック企業あるある04画像提供:伊東(@ito_44_3)

しかし、上司も「内定の見返りに早期入社している」と言う。明るみになった企業体質にクレーマー側がびっくり!読者からは、「新卒で入った人を半年で店長にさせて結局、無理難題押し付けて退職させるっていうね..」「クレーマーが心配するレベルのブラック企業…恐ろしや」などのコメントがつく。

本作は「クレーマーにもどこか人の心があり、ブラック企業で働こうとする若者に情を見せたら感動(?)するかなと思って描いた」と言い、3.9万いいね(2024年9月20日時点)がついた。感想を伊東さんに聞くと「『あるある』という声が多く寄せられてブラック企業の搾取は今も横行してるんだな…と感じました」

毎日投稿を続ける伊東さん。作品は、描き下ろしを加えた5コマ漫画として Kindleで無料公開中 。しかし、「これだけ描き続けていても、いまだに何がヒットするかはわからない」と、伊東さんは話す。「ルーティンにすることで、計画的に作業しています。今後も毎日投稿を大切にしていきたいと思っています。Xの反応がモチベに直結するので、いいね・リツイート・リプライなどいただけると励みになります!」


取材協力:伊東(@ito_44_3)

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