【ねこ漫画】猫飼いは何があろうと猫優先だ!それが下僕の道…「たとえ寝違えようともな!!」【作者に聞く】
現在19匹の猫と暮らしている漫画家のもちこ(@mogutchecho)さん。ある夜、「そろそろ寝ようかな」と就寝の準備を始め、歯磨きをしてベッドに戻ってきたところ、さっきまではいなかった猫たちがベッドにワラワラと集まってきていた。一見すると「飼い主と一緒に寝よう」とするかわいい猫たちに囲まれたとても幸せな構図に見えるが、もちこさんは「お…う、今日はこの配置か…」と頭をひねった。

ベッドの上には3匹の猫。頭の位置を陣取っている者もいれば、掛け布団をかけることができないよう押さえ込んでいる者も…。「猫を動かせばいいじゃない」と思う人もいるだろうが、そこは猫飼いあるある!犬やほかの動物を飼っている人たちには理解しがたい感情かもしれないが、猫飼いには下僕根性が染み付いている。よって、もちこさんの出した答えは「隙間で寝る」(掛け布団は最小限掛けさせてもらう)。猫飼いの暮らしは「猫様優先」の上に成り立っているのである。

もちこさんに本エピソードについて話を聞いてみた。
――そこまでしてでもやっぱり猫との生活は幸せなんですよね…(笑)?
たくさん猫がいるのでいろいろと大変ですが、それらが帳消しになるくらい幸せをもらってます!たとえば、私が座っているときに膝に乗って甘えてきたり、腰とんとんを要求してきたり、漫画を描いてるときに邪魔してきたり(笑)。その邪魔な行動もカワイイのです。
ほかにも、家に帰ると玄関に何匹か出迎えに来てくれます。わざわざ来てくれていると思うと、とてもうれしくなります。そんな猫の行動に、癒やされて心が温まり、嫌なことがあってもすぐに忘れられます。
――「猫をどかす」という選択肢は?
ないですね(きっぱり)!寝ているところを起こすのはかわいそうなので!
…といいつつ、実は以前どかそうとしたところマフィナに怒られまして、それから無理にどかすのをやめました(苦笑)。

「配置によってはどかします」ともちこさんは小声で教えてくれた。たしかに19匹の猫すべてを優先していると、人間の暮らすスペースはないかも…?
現在「アルファポリス」で「猫まみれ主婦の日常」を連載中のもちこさんだが、SNSにも猫好きにはたまらないエピソード漫画がたくさんアップされているので、ぜひ読んでみて。さまざまなタイプの猫が登場するので、好みの子や愛猫に似ている子を見つけられるかも!
取材協力:もちこ(@mogutchecho)