「パパ、泣いてもいいんだよ…」最後の温泉になるかもしれないと知った、娘の優しさに涙【作者に聞く】
子どものころ、お母さんとどのような会話をしていたか、あたなたは覚えていますか?
お母さん、お父さん、そして娘が2人。4人家族のほのぼのとした日常をSNSやブログで発信する、お母さん・なりたりえ(
@rienarita
)さんの絵日記には、どこか記憶にあるような家族愛と共感が詰まっている。ウォーカープラスでは「おかあさんの旅路」と題して、さまざまな4人家族の日常を届ける。

今回は、忘れたくない子どもとのなにげないやりとりを紹介する。



――「パパ、泣いてもいいんだよ…」は、日本中のお父さんが涙してしまうような時間が描かれていましたね。
「夫は、娘たちと一緒にお風呂に入るのは、小さいころのほんの少しの時間だけなので、その時間をとても大切にしていました。このときのことは、とってもいい思い出になっているようです。こうやって、漫画にも残せて、よかったです!」



――「ごめんねって言わせて、ごめんね」は、親として気をつけたいことを再認識できるようなエピソードでした。
「子どもの爪って、うっかりしてると伸びるんですよね。このときは、私が悪いのに子どもに『ごめんなさい』と言わせてしまって、とっても申し訳ない気持ちになりました。ほんと、子育てしてるとこんな切ない失敗が一杯です…!親として、もっと成長したいです!」




――「成長していく娘との、会話」は、子どもの成長を感じて親としても気づきを得るようなエピソードに。
「このときの会話は、よく憶えています。なんてことない会話なんですが…。娘が急に大人びて見えて、びっくりしました。子どもが成長していくにつれ、すれ違いが生じたり、会話の時間も減るかもしれませんが、自分の本当に伝えたいことや大切な気持ちは、しっかり目を見て伝えていきたいと思いました」
お母さんから見える景色には、いろいろな表情を見せてくれるお父さんとかわいい子どもたちがいる。きっと明日、お母さんに会いたくなるはず――。