【漫画】「やっと見つけたんだね」初めて招かれた恋人の家。巨大すぎる父の不穏な言葉の意味とは?【作者に聞いた】
人間の男の子とスライムの男の子、姿が違う2人の恋を描いた「スライムだけど愛してる。」をノスタルジックな雰囲気で描くのは、漫画家・清水幸詩郎(@smzk013)さん。
ウォーカープラスでは、学校でいじめにあっている人間の男の子・なゆた君と、人気者のスライム・泥沼君の、時にドキッと、時にほっこり、また時に不穏な雰囲気の恋物語をお届けする。
前回、前々回はなゆた君と、スライム・泥沼君の出会いのシーンにさかのぼる形で描かれたが、今回の舞台は付き合って3カ月後の世界。なゆた君がはじめて泥沼君の家におじゃますることに…!
――冒頭で、なゆた君が泥沼君に借りていた本を返すシーンがありますが、本のタイトルが「タイタンの妖女(カート・ヴォネガット・ジュニア)」でした。この本は、清水さんの個人的に好きな本なのでしょうか?
清水幸詩郎さん(以下、清水):はい、そうです。SFが大好きでタイトルは知っていたのですが、お恥ずかしながら最近初めて読みました。セリフと同じくオチが大好きなので、ぜひご興味持った方はネタバレを見ずに読んでほしいです。
――泥沼君の寝床に奇妙な絵が飾られていました。2匹の芋虫のような絵です。この絵は何なのでしょうか?
清水:芋虫ではなくて胎児の成長図です。人間やほかの動物の成長過程の表を見たのですが、どんな動物も最初はみんな同じ形だったのが印象的で、泥沼君となゆた君、姿形は違うけれど同じ命という意味で描いてみました。
――泥沼君がなゆた君を家に招いたときの、サービス精神と気遣いがとてもかわいかったです。消臭剤2本持ちが特にかわいすぎました。やはり育ちがいいのでしょうか?
清水:いいと思います。なゆた君の家の状況と対比になるよう意識しました。お母さんがいてお父さんがいて、自分の部屋があるという環境が、実は普通ではないということを描きたかったです。
――お父さんとお母さん登場シーンが不穏さ激ヤバでした。お父さんは読書中のようですが、何を読んでいるのでしょうか?
清水:ご想像におまかせします。最初はカメラが趣味なのでカメラを持たせようと思っていたのですが、休日を過ごしている図としてわかりづらいかなと思い、本にしました。ちょうど本の貸し借りの描写もあったので、お父さんも読書家ということにしました。
――次話の注目ポイントを教えてください。
清水:泥沼君の部屋で2人がどう過ごすのか見ていただきたいです。
学校から一緒に帰るなゆた君とスライム・泥沼君。別れ際になると何やら暗い顔をするなゆた君を心配した泥沼君は、家になゆた君を招待することに。なゆた君は、ついに泥沼君の両親と対面することに…。不穏なお父さんの言葉の真意とは…?次回もお楽しみに。









