「アッシー、メッシー、貢くん」女は奢られて当然だった時代…軽い気持ちで付き合ったら結婚するハメに!?【作者に聞いた】

アッシーやメッシーみたいな軽い気持ちで付き合っていたら、あれよあれよという間に結婚の話が…!

これでもかと嫁をイビリまくる毒義母に、ドケチで超自己中な夫…そのリアルすぎるストーリーが話題の「 義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~ 」。毎日が発見ネットでの連載が2023年にコミカライズされるほど人気の同作は、SNSで「こんなお姑さんいるなんてビックリ」「漫画化でさらに義母と夫の酷さにリアル感が出てヤバイ」「先が気になって読み進めてしまった」などさまざまな感想が投稿されており、続編の刊行を期待する声も多い。

実は、そんな人気作の内容はすべて、Ameba公式トップブロガー・かづ( @kadu0614 )さんの実体験だというから驚きだ。今回は、壮絶な人生を生き抜いてきた原作者のかづさんと、迫力ある作画で本作の魅力をさらに引き出している、漫画担当の赤星たみこ( @tamikong )先生のお2人に話を伺った。


アッシー、メッシー時代に出会った彼と結婚前提のお付き合い?

19歳のかづがデートをするようになったのは30歳の社会人!軽い付き合いのつもりが…!?

ひょんなことから秋彦が実家に!!でも、それだけでは終わらなくて…

ただ、あいさつに来ただけなのになぜか話は結婚の方向に!!


どのエピソードも80年代を感じさせられる本作。原作者のかづさんは「当時アッシー、貢くん、メッシーという言葉はテレビや雑誌で見聞きしていました。夜遅くなったときに車で迎えに来てくれるだけの人、ただでご飯を食べに連れて行ってくれるだけの人、洋服やアクセサリーを買ってくれるだけの人が私にも何人かいました。美人でもないし、スタイルがいいわけでもないけれど、ボーイフレンドは多かったです」と語り、実際にそんな時代を過ごした経験もあったことで本作が誕生したという。

漫画担当の赤星たみこさんは「当時は25歳過ぎると売れ残りという考えが流布していて、最低でも20代のうちに結婚しないと!と焦る人が多かったです。今よりも結婚に対する焦りが強くある時代でした。会社では上司の言うことは絶対、新人が反論するのは許されないという雰囲気もありました。本作にもある、女性が多くの我慢をしなければいけない時代でした」と当時と今では時代背景が違うと語ってくれた。

一つひとつのエピソードが強烈であったが、かづさんは義母に対して「自問自答しながら『来るなら来い』と負けてたまるかと言う気持ち原動力になっていたと思う」という。

80年代に培った何事にも立ち向かっていく人間力は、令和の時代を生き抜くヒントになるかもしれない。「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」を読めば思わずタイトルにも納得してしまうだろう。


取材協力・画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)

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