「甘え」「怠慢」「努力不足」と疎まれた俺の人生、“生きづらさ”の原因はコレだった→ある日「発達障害グレーゾーン」と言われて【作者に聞く】

2020年に介護日記漫画『電子書籍と親父の介護』でヤングジャンプ40周年記念漫画賞エッセイ部門で佳作を受賞した漫画家・クロミツさん(@kuromitsu1510)。ある日、「発達障害グレーゾーン」の特性を持つと言われ、これまでの人生で「甘え」「怠慢」「努力不足」と疎まれ、“生きづらさ”を感じてきた理由を知ったのだという。今回、その後に描きはじめた「発達障害グレーゾーン」をテーマにした漫画について、クロミツさんに話を聞いた。


ヤンジャン40周年記念漫画賞「エッセイ部門」佳作を受賞

画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)

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2020年にクロミツさんの描いた介護日記漫画『電子書籍と親父の介護』がヤングジャンプ40周年記念漫画賞エッセイ部門佳作を受賞。この漫画は、母の死で実家に戻り、親父と暮らすことになったのが描くきっかけだったとのこと。

「当初は親父との2人暮らしを元にしたギャグ漫画を描く予定でした。しかし、同居中に親父が病で倒れ介護をすることになり、介護中に起きた出来事をそのまま描こうと思いはじめました」

漫画賞受賞の反響については、介護のエッセイ漫画をTwitterにアップすると、実際に介護に従事されている方や介護関係の仕事をしている方から反応があり驚いたのだそう。受賞に関しては、「Twitterのフォロワーや友人知人、以前お世話になった出版関係者の方からもお祝いの言葉をいただき、予想以上の反響がありうれしかったです」と答えてくれた。

漫画を読んだ人と想いを共有できるという意味では、“意義”がある


その後に描いた「発達障害グレーゾーン」の漫画について「難しいテーマだった」と述懐。このテーマを扱うことの意義について聞くと、「基本的には自分の実体験を描いているので、特に“意義”というものを意識したことはありませんでした」と率直な思いを吐露。続けて、「人に理解されにくい悩みを描くことで、漫画を読んだ人と想いを共有できるという意味では、“意義”があるのかもしれません」と語った。


画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)

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