「姫はやらん!!」パンクなイケオジに恋愛相談したら彼女の祖父だった!?“じぃじ”の血圧が上昇【作者に聞く】

意中の相手へ想いを伝えることができないヘタレな中学男子が、偶然出会ったイケオジに恋の相談をしたら、実はイケオジは意中の相手の“じぃじ”だった!?これはチャンスなのかピンチとなのか…!?

読者からは「まさかの好きな子のおじいちゃんで、ニヤッとしてしまいました」「涙出ました。なんてすてきなキャラクターとストーリー！」「かっこいいイケオジも、孫娘の前ではたたのおじいちゃんになるのね」という声が飛び交った。

恋の相談を受けていたイケオジ(＝じぃじ)も、まさか意中の相手が自分のかわいい孫娘とは思いもせず、中学男子の背中を押しまくる！本作を描いたのは、古西(@kurumaru_inu)さん。アシスタント業をしながら、自分のオリジナル作品もSNSにて発表している。古西さんに本作について話を聞いてみた。

――イケオジがかっこいいですね。モデルにした人物などいるのでしょうか？

顔立ちは俳優のリー・ヴァン・クリーフ、スタイルは「セックス・ピストルズ」のシド・ヴィシャスをモデルにしております。

――バイク(インディアン・チーフビンテージ)の絵が凝っていましたが、お好きなんですか？

私というより、父の趣味ですね！いろいろバイクについて教えてもらいましたので、とても助かりました。

――ラストの「じぃじ」の描き方が、それまでのイケオジ像が崩壊していて笑えました。

ありがとうございます！当時通っていた学校で掲示された「年齢差のあるキャラクター配置」という課題で描いたものですが、その課題のおかげでよりキャラクターの内面を深掘りすることができ、ただのイケオジで終わらずに済んだかな？と思っています。また、イケオジの髪型をドレッドヘアにしたことで、よりパンクな印象に振り切ることができました。

孫娘のことを「姫」と呼び、目に入れても痛くないほどかわいがっているイケオジ。孫娘の前ではかっこいいイケオジもただの“じぃじ”の姿になっているのが、かわいくてほほえましい。また、中学男子の恋を全力で応援をしたものの、その相手が自分の孫娘と気づいたときの反応も見ものなので、お楽しみに！

取材協力：古西(@kurumaru_inu)