フェチに突き刺さるチラリズムにやられる人続出。真夜中、寝落ちした時に現れたお化けがイケメンすぎる【作者に聞いた】

「手の描き方が美しすぎる!」と話題の漫画家・小菊路よう (@TheeKick) さんが、今回描くのは〈腕のお化け〉の話。

仕事に悩み、疲れてしまった会社員・梅さんがうまく寝つけずにいると、目の前になんと〈腕のお化け〉が現れた!この腕のお化けの正体は悪者なのか?味方なのか?

ちょっと抜けたところのある天然な会社員・梅さんと、色白マッチョな腕のお化けの不思議なコンビが繰り広げる、ほっこり笑える怪異漫画の世界にどっぷり取り憑かれてみてはいかが?


3話P1-1漫画=小菊路よう

3話P1-2漫画=小菊路よう

3話P1-3漫画=小菊路よう


――梅さんの働いている会社はどのような業界なのか、もし設定があれば教えてください。

小菊路ようさん(以下:小菊路よう):都内にある勤務時間が9時~17時の一般的な会社というぐらいで、業種までは特に考えていませんでした。ただ、彼女にプレゼン発表の機会があることを考えると女性や若い社員にも均等にチャンスがある職場なのかもしれません。(主人公が家でも仕事をしていたのは、頑張りたい、失敗したくないという気持ちからなのかもしれないです)

3話P2-1漫画=小菊路よう

3話P2-2漫画=小菊路よう


――シャツを着たことにより、出現と消滅の誘惑(エロティシズム)が生まれてしまい、お姉さんはドキドキ、胸が高鳴っていました。Pixivでは、5ページ目にロラン・バルト著「テクストの快楽」にて、解説をつけてくれていました。改めて、出現と消滅の誘惑について教えてください。

小菊路よう:『テクストの快楽』には「エロティックなのは間歇である」と書いてあります。間歇とは出たり引っ込んだりするという意味です。手袋と袖の間にちらっと見える手首や、ちょっと開いた布の隙間から見える地肌など、ちらちら見える現象自体が誘惑的なのではないか…ということですね。あくまで私の解釈ですが、ざっくりいうと「モロよりチラ見えの方がエロい」ということだと思っています。

3話P3-1漫画=小菊路よう

3話P3-2漫画=小菊路よう

3話P3-3漫画=小菊路よう


――主人公のお姉さんは仕事をする時は眼鏡派なのですね。もし視力の設定や目が悪くなった原因があれば教えてください。

小菊路よう:特に目が悪いということではないので、ブルーライトカットのメガネなのかもしれません。けっこう気分でメガネをかけたりかけなかったりするようです。

3話P4-1漫画=小菊路よう

3話P4-2漫画=小菊路よう

3話P4-3漫画=小菊路よう


――「明日のために早く寝なさい」と布団をちょいちょい指さす腕のお化けがかっこよすぎました。このお話はどのような状況で思いついたのでしょうか?

小菊路よう:まだ仕事が残っているのに「寝たら何か解決するのでは…」と思った時です。現実では寝ても何も解決しなくて後悔だけが残るんですが…。

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