「結局孤独がいちばん体に悪いのねー」この言葉に傷つく“孤独なおじさん”が掴んだ意外な結末……“孤独の予防”とは?【作者に聞く】

40歳独身。誰からも愛されなかったおっさんが手に入れたぬくもりとは…!?(C)國里

意外な人物との想定外の出会いを果たし、主人公・岩倉の人生が動き出す…!!一体、岩倉はこのあとどうなってしまうのか…?全40ページの本作「孤独にならないための予防線」に込めた思いや、ストーリーの見どころについて、作者である國里さんに話を聞いてみた。

孤独にならないための予防線_P001(C)國里

たまたま昼休みにOLたちの会話が耳に入ってきた(C)國里

孤独にならないための予防線_P003(C)國里

孤独にならないための予防線_P004(C)國里

孤独にならないための予防線_P005(C)國里

これまで考えないようにしていた事実に気付く(C)國里


「結局孤独がいちばん体に悪いのねー」というOLたちのおしゃべりからこの物語はスタートする本作。このセリフはグサリとくるが、國里さんは「漫画の後半に『やさしくないほうが生きるのは簡単だ』という台詞があるのですが、それを描きたかった作品です」と教えてくれた。

人はみんな誰かに愛されたいし、やさしくされたい。だから人にやさしくするのも見返りを求めている面がどこかにあると思います、と語る國里さん。「人に愛されることもやさしくされることも一切求めないなら、きっと人は他人にやさしくしないし、思いやりや配慮もせずに自分勝手に生きていくのはラクだと思います。でも孤立はしますよね。なので孤独しないためにもやさしく生きることは大事だなと…!」と語った。

では、國里さんが考える「孤独の予防」とは?

「この主人公は受け身すぎてやさしさを自分からは出せませんでした。それが合コンで出会った女の子に対しては“心配”というやさしさを相手に伝えることで、新しい関係性を築けました。性別や年齢関係なく、そういう相手を作ることが孤独の予防になるのかなと思っています」(國里さん)

取材協力:國里

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