【隕石の落下で地球滅亡】地球最後の日にバイト先に出勤する女子大生とバイト先の同僚の終末【作者に訊く】

終末の日、女子大生はバイト先の先輩が出勤するかが気になり…創作漫画「地球最後の日バイトに出勤した」作:真顔逸華

「もしも世界が終わるとしたら」。そんな空想をするとき、普段ならできないことや最後だからのとっておきを考える人も多いだろう。けれど、仕事をするという選択肢だってあるもので……。

真顔逸華( @magao_1 )さんの創作漫画「地球最後の日バイトに出勤した」は、pixivで2000件超のブックマークを集める作品だ。隕石の落下で地球滅亡が避けられないと誰もが知った世界で、最後の日にバイト先に出勤することを決めた、とある女子大生「物部さん」と、バイト先の同僚「設楽さん」の終末の過ごし方を描いた短編。都合よく滅びが回避されることもなく世界の終わりを迎える結末ながら、「美しいお話」と反響を呼んだ同作の制作秘話を、作者の真顔逸華さんに訊いた。

「地球の終わり」絶望感!会話を通して吹っ切れた二人?

「地球最後の日バイトに出勤した」01作:真顔逸華

「地球最後の日バイトに出勤した」02作:真顔逸華

「地球最後の日バイトに出勤した」03作:真顔逸華


以前スーパーで働いていたときに題材を思いついたという作者の真顔逸華さん。「王道の地球の終わりとスーパーを掛け合わせてストーリーを組み立てました」と語る。

「『ただそこに居るだけで非日常が生まれてくる』という人間が大好きで作品に登場する設楽さんはそう見えるような行動や言動を意識しています。逆に物部さんは自己肯定感低めで設楽さんと時間を共にすることで上向きになって行く様なイメージで描いています」とそれぞれの登場人物にこだわりを持っていると明かしてくれた。

さらに真顔さんは「二人がバイトの帰り道吹っ切れるシーンがあるのですが、このシーンは特にお気に入りです。描いていてとても楽しかったのを覚えています」と話す。そして作画でのこだわりは「表情」だという。「終末の絶望感から会話を通して少しずつ明るい表情へ変化しています」と見どころについて教えてくれた。

多くの反響が寄せられていることについて、真顔さんは「不定期で漫画を発信しているので興味を持って頂けましたらSNSをのぞきに来て欲しいです」と読者へメッセージを残してくれた。

取材協力:真顔逸華(@magao_1)

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