【ホラー漫画】「だって、舞台の袖にずっと立っていましたよね?」音響担当の奇妙な発言…。見間違えた影の正体に背筋がゾッ…【作者に聞いた】

「怖かったら一杯無料」を謳い文句に、実話ホラーを語ってくれる客を待つ、スナック店主兼シナリオライターのエミ。霊感ゼロながらも、なぜか彼女の元には続々とコワイ話が集まってくる…。そんな珠玉の“コワイ話”を1話完結で展開していく「丑三つ時、コワい話はこのBarで」。そこにつづられているストーリーは、フジテレビ「ほんとにあった怖い話」や「呪怨 THE LIVE」の脚本家でもあり、本作の原作者・穂科エミさんが集めた実話がもとになっているというから驚きだ。
今回は、第4話「夜の体育館」の前編を紹介するとともに、原作者の穂科エミ
(@hbdg1999)
さん、漫画を担当している近原さんのお2人に話を聞いた。
ずっと苦手だった夜の体育館で起こったコワイ話



今回エミの店を訪れたのは、若手売れっ子女優の優(ゆう)。演劇部に所属していた彼女の学生時代の不気味な体験とは…。夜の体育館という何か起こりそうな場所でのお話。原作者の穂科エミさんと漫画を手掛ける近原さんに、制作秘話などを聞いた。
実話ベースとなっている本シリーズだが、この話を聞いた時の感想を原作者である穂科さんに伺ってみると、「私が通っていた学校ももとは大きな沼だったようで、いわくじみた噂がいくつもありました。なのでとても身近に感じたお話でしたし、もしかしたら私が通っていた学校でもこんな出来事があったのかもしれないなあと思いゾッとしました」と話してくれた。
エミの店に集まるコワイ話も学校が舞台になったものが多いという。「やはり学校関連の話は多いですね。常に人がたくさん集まる場所なので、その分やはりいろんなモノが集まりやすいのかもしれません。ちなみに、私が初めてコワイ体験したのも学校でした」と語る穂科さん。
漫画を担当する近原さんも「学校や病院など人が多数出入りしたり、さまざまな感情が残る場所ではそういうモノを見ることが多いと聞いたことがあります。特に思春期×霊はストーリーとして相性がよいです」と、学校を舞台にしたストーリーについて興味深い話を教えてくれた。
穂科さん自身の実体験エピソードや、穂科さんが人から聞いた話がベースになっている本作。実際にこんなことが身に起こったら…と想像しながら読んでみてほしい。
取材協力:穂科エミ(@hbdg1999)、近原