「こんなOLいる!?」いや、実在するから怖いんだって!!人を見て態度を180度変えるモンスターOL【作者に聞く】
ブログ「ぷく子OLとイッヌの日常」で、個性豊かな人々と働く日常を描いた漫画を連載している、ぷく子(@pukukoOL)さん。現役のWebデザイナーでありつつ、過去にさまざまな職歴を持つ彼女が描く漫画はすべて実話がベースとなっている。しかし「本当にこんな人いる!?」とツッコミたくなるエピソードばかり…。そんな中でもファンが多いという、周囲を振り回すモンスターOL・マッサンを紹介する。

“マッサン”とは、ぷく子さんが昔勤めていた会社にいた事務員である。ぷく子さんとは事業所が異なったため、一緒に実務に携わることはなかったが、その噂は隣の事業所まで届いていた。
マッサンは基本的に仕事をしない。電話対応は事務員の仕事だったが、どんなに電話が鳴っても取らないので、もうひとりの事務スタッフが取るしかない。ただし、“マッサンお気に入りの社員”からの電話だと、奪ってでも電話に出るのだという。また、「利用価値がある」人にはいい対応をするが「利用価値がない」と判断した人は全無視を決める。その徹底ぶりには、漫画を読んでいて「本当にこんな人がいるのか」と驚かされる。作者のぷく子さんに話を聞いてみた。

――「こんな人いるいる!!」というより「本当にこんな人いるの?」と驚愕しましたが、マッサンは実在の人物なんですよね…?
はい、実在します。私より5歳くらい年下で、入社も私よりあとでした。なので私は“先輩”にあたるので実害はなく「人懐っこくていい子」と思っていたのですが、一緒に働く事務員の子は精神的にきつかったようです。
――同僚に嫌われそうなマッサンですが、なぜかマッサンのトリコになる読者が多いとか…?
そうなんです!マッサンはちょっとクセが強いのですが、なんだか気になる存在なんです。ブログの読者さんにもマッサンネタは人気なので、人を惹きつける不思議な魅力があるのでしょうね。

漫画の作中でもマッサンは、欲しいものはねだりまくってでも奪う、電話が鳴っても知らん顔、“利用価値がある”と思った人にだけいい対応をする…といったトンデモエピソードを連発!ほかにも強烈エピソードが多数あるので、ぜひ「ぷく子OLとイッヌの日常」をチェックしてみて。程度の差こそあれ、似た人があなたの会社にもいるのでは…?
取材協力:ぷく子(@pukukoOL)