【ホラー漫画】自分の軽はずみな行動で幼馴染が「鬼」に殺された…?衝撃的な内容に話題騒然!【作者に聞く】

「行きたいけど私は…」と話す幼馴染画像提供:町田とし子さん

コミックシーモアにて『鬼妃~「愛してる」は、怖いこと』を連載し、SNSにも投稿している町田とし子( @matidatosiko )さん。原作は鉈⼿璃彩⼦さんの同名⼈気⼩説で、主⼈公がネットにある怪談朗読を投稿したことがきっかけで、幼馴染が無惨にも⻤に祟り殺されてしまうというエピソードだ。本作を描こうと思ったきっかけや苦労した点などについて、町⽥とし⼦さんにインタビューした。
※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。


何気なく話したことが他人を傷つけ「あんたのせい」と糾弾

「鬼妃」1-1画像提供:町田とし子さん

1-2画像提供:町田とし子さん

1-3画像提供:町田とし子さん


作者の町田とし子さんは、夏目レモン先生の印象的な表紙と鉈手璃彩子先生の怖ろしく悲しい物語にどんどん引き込まれていったそう。そして、「ここのシーンは自分だったらどう描こうかな…」「このキャラは自分だったらどういうキャラデザで…」と四六時中考えてしまい、自分の気持ちに正直になり、コミカライズを引き受けることに決めたという。

本作では、キャラクターの心理を深掘りしつつ、原作のシーンをあえてさらっと描く工夫も加え、漫画と原作を交互に読むことで新たな発見を楽しめるように意識したそうだ。もちろん単体でも楽しめる作品にしている。

男性を描くのが苦手な町田さんは、原作の魅力を損なわないよう男性キャラクターは時間をかけて描いたという。特に中盤に登場するキャラクターは何度も描き直し、単行本化の際にもさらに修正する予定だと明かした。

作中では、鬼にまつわる言い伝えを話したことで幼馴染が亡くなってしまうが、何気なく話したことが他人を傷つけ、「あんたのせい」と糾弾される理不尽さに町田さんは強い恐怖を感じたそう。弁明しても「反省していない」と責められる状況は、「自分には耐えられない」と感じるほど身近な恐怖だと町田さんは語った。

町田さんは、その時に描きたいものを優先し、これまでミステリーや歴史、ラブコメ、グルメ、ホラーなど幅広く挑戦してきた。負の感情をテーマにした作品が多いが、「明るい作品もやれたら…描けたらいいな~」と今後についても意欲的な様子だった。これからの町田さんの作品に期待だ。


取材協力:町田とし子(@matidatosiko)

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