「この3億円大丈夫なやつだよね!?」おじいちゃんが残してくれた遺産が限りなく怪しい【作者に聞いた】

この「遺産」を受け取っても大丈夫なのだろうか?漫画=雪のヤドカリ

動物、お金、食文化などさまざまなモチーフを題材に、シリアスとギャグを詰め込んだ4コマ漫画を描くのは、漫画家・イラストレーターとして活躍する雪のヤドカリ (@yukinohotel) さん。意味がわかるとおもしろい、じわじわ笑えてくる「癖になる文学的なオチ」を味わってみてください。

今回は、3億円事件の真相に迫るギャグ漫画などを含む、「お金」をモチーフにした4コマ漫画をご紹介します。


あの頃世間を騒がせた迷宮入り事件。その後どうなった?

1話「常識人」1-1漫画=雪のヤドカリ

1話「常識人」1-2漫画=雪のヤドカリ

1話「常識人」1-3漫画=雪のヤドカリ

元ネタを知っていると、じわじわ笑える雪のヤドカリさんの4コマ。昭和の有名な事件のその後が描かた今回の話の着想について尋ねると、「お題が『遺言』だったのでそこから連想して考えたものです。昭和の怪事件の話を読み漁るのが好きなので、何かにつけて3億円事件やグリコ森永事件、風船おじさんの行方などを絡めたくなるんです…。遺言…お金…3億円事件…あのお金って誰かが相続したんやろうか?という感じで考えていきました」と語った。

また、作中に登場するキャラクターがとても可愛いのが雪のヤドカリさんの漫画の魅力の1つだが、「1コマだけ切り取ってもフフッと笑えるような絵面にしたいなと気を付けて描いています。今回の犬みたいにキャッチーなポーズをとらせてみたり、犬もサングラスしてるみたいなちょっとしたツッコみどころを入れてみたり…といった感じです」とキャラクターを描く際に工夫している点を教えてくれた。

本作のように、急に高額な相続が舞い込んだ場合どうするのか作者に尋ねると、「映画館を作って、毎日少林サッカーを上映します」と意外な(?)3億円の使い道を答えてくれた。独特な雪のヤドカリワールドをぜひ体感してみてほしい。

取材協力:雪のヤドカリ@yukinohotel

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